久伊豆神社(埼玉県さいたま市岩槻区)
久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)。
埼玉県さいたま市岩槻区に鎮座。
御祭神は大国主命(オオクニヌシノミコト)。
社格は明治六年に村社、のち大正十二年には郷社に列格。その後、昭和二十年には県社に昇格した。
社伝によると、今から約1400年前の第二十九代・欽明天皇の御代(539~571年)に、出雲族土師(はじ)氏が東国に移動した際に出雲國から大国主命の御分霊を勧請し、社殿を創建したのが始まり。
平安時代中期には武蔵國に『武蔵七党』という武家集団が台頭し勢力をふるったが、これらの集団は久伊豆神社を篤く崇敬したという。
事実、荒川流域に久伊豆神社の名を持つ神社は約60社ほど現存しているが、その分布範囲は武蔵七党の勢力範囲とほぼ一致しているらしい。
その後、戦国時代に入ると太田道灌が築城した岩槻城の城郭内の総鎮守として置かれ、歴代城主から守護神として崇敬を受けたという。
さて、氷川女體神社 を後にしたおいらは岩槻に向かう。
以前に春日部在住で欧州鉄鋼市況に詳しい古い友人に聞いたことを思い出して、久伊豆神社へ。
久伊豆神社は正しくは「ひさいずじんじゃ」と読むのだけど、「くいずじんじゃ」とも読めることから『クイズ神社』としてクイズ番組関係者がお参りに来たりするらしい。
特にこの岩槻久伊豆神社は『アメリカ横断ウルトラクイズ』の予選会場にもなったことがあるんだとかで、『クイズの聖地』と言っても過言ではない場所だ。
R大学のクイズ同好会で新人王になった春日部の友人よ、素敵な情報をありがとう(´∀`)
さて、参道の入り口は木々が高く生い茂っていて鳥居などがちょっと見えづらい。
社号標などが白くて緑に映えるのでわかりやすいと言えばわかりやすいけども。
ちなみにこの鳥居の右手に結構広い駐車場があるので、お車での参拝も安心です(`・ω・´)
白い石造りの神明鳥居。
両脇から木々に圧迫されてちょっと窮屈そう。
顔の周りの巻き毛(?)のボリュームが多めでちょっとライオンみたいに見える狛犬。
木々に囲まれているけども決して暗さを感じさせない、長い参道。
どうも参道だけで500メートルもあるんだとか。
この長さから分かるように、この神社の境内はかなり広い。
なんとその広さ、一万坪!
この社叢は昭和六十一年に「埼玉自然百選」に選ばれたんだとか。
さて、一直線に伸びる木々のトンネルを進むと二の鳥居が見えてくる。
この鳥居の手前あたりには保育園があるようだけど、神社が運営してるのかねえ。
なんだか牙が特徴的な狛犬。
腹まわりは石が白いままなのに、毛の部分には苔が生えているのが面白い。
こちらも一の鳥居同様、白い石造り。
ただ見た感じ明神鳥居なんだよね。
種類が違う理由は分からないんですけども。
そういえば今気付いたんだけど、鳥居の左上に鳥が止まってる……のかな?
こんにちは、小鳥さん。
見た感じカラスっぽいけど。
二の鳥居をくぐっても参道は一直線。
拝殿までの距離はまだまだだ。
ちなみに、境内がすごく広いので手水舎までの間にいろいろな木々が参拝者の目を楽しませてくれる。
これから貼る画像はそれらの一部。
……といった感じで、赤く色づいた葉もあれば苔蒸した木々もあり、白い花もある。
また、参道左手にはこのような枯山水の庭園である神苑も。
こちらは昭和四年に奉納されたものなんだとか。
お寺の石庭なんかは有名だけども、神社で枯山水というのも風流で良いね。
参道右手にある神楽殿。
神楽殿の前は開けた空間になっているので、多くの人が集まるのかもしれない。
はい、まだ拝殿にはたどり着きません。
この狛犬はなんだかのっぺりとした顔つきで愛嬌があるよね。
明治十一年に伊勢神宮に参拝した記念として氏子が奉納したという手水舎。
青竹がすごく爽やかな印象。
枯山水もそうだけど、参拝者に風流を感じさせてくれる心遣いがあるよね。
拝殿の場所は石段を数段のぼった、少し高い場所になる。
……今日は狛犬の画像ばかり載せてる気がする。
拝殿前にいる、四組目の狛犬。
こちらは全身が苔に覆われて年代を感じさせる。
比較的新しいものと思われる拝殿。
お参りした時間帯は木々の間から、ちょうど拝殿の真ん中にだけ光があたっていてなんだか神々しい雰囲気に。
きっと時間帯や季節によっていろんな顔を見せてくれるんだろう。
御祭神の大国主命が鎮座まします本殿。
たいてい、本殿というと高い塀に囲まれているところが多いんだけれども、こちらでは低い柵に囲まれているだけ。
なので、本殿をじっくりと見ることができる。
ほら!本殿の彫刻もこんなにはっきり見ることが!
……ってしたかったんだけど、この画像軽く手ブレしてるわ(´・ω・`)
思惑大外れ(´・ω:;.:.::......
でも、素敵な彫刻なのでぜひ見てください。ええ。
さて、無事にお参りを済ませたところで社務所へ。
御朱印をお願いします。
で、頂いた御朱印がこちら。
初穂料は300円。
右下の印には『武州岩槻総鎮守』の文字が。
社務所から振り返って撮ってみた一枚。
三の鳥居と並ぶようにして御神木(?)らしき木が見える。
……こういう木を見ると、ついつい撮ってみたくなるアングルがあってさあ。
今回は撮ってみましたよ。ええ。
そいつがこちら。
うん、やっぱり木は下から見上げないとね(`・ω・´)
横から撮った時よりも光の当たり具合が変わって、こういう角度が好きなんです(*´ω`*)キューン
気に入っちゃったから、クリックすると大きく表示されるバージョンも置いちゃうよ(*´ω`*)ウフフ
それにしても緑が豊かで風情のある境内。
新緑の季節のお参りもきっと楽しいだろうなあ。
さて、500メートルの参道を戻って駐車場に辿り着いたおいら。
宇都宮二荒山神社の前にもう一か所くらいなら行けそう……
じゃあ、ここから北(栃木に向かう途中)にある神社と言えば……と考えてみたところ、何かと話題の鷲宮神社が途上にあるということで、鷲宮に車を走らせるのでした。
■ 久伊豆神社への地図
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◆ 神社の情報
久伊豆神社 ひさいずじんじゃ
御祭神:大国主命
社格等:県社
鎮座地:埼玉県さいたま市岩槻区宮町2-6-55































