羽田空港に戻ってきました。1週間の出張は身体に堪えます。それでも、スイスからの帰国の飛行機で、ちょっといいことがありました。国際経済の専門家で、TVなどにも時折登場する、その分野では世間にも名の知られた方と、たまたま席が前後になったのです。我が社と全く無縁とは言えないものの、普段はあまりお話しする機会がない世界の方でもあり、また、有名人(?)と話してみたい、というミーハーな気持ちもあり(笑)、思い切って声をかけてみました。


こうして移動中の機内や車内などで声をかけられることに慣れているのか、とても気さくに、丁寧に対応してくれました。感服したのは、私の専門分野(公共インフラの維持整備)のことにも大変詳しいことで、実際に有益な鋭いご指摘、ヒントをいくつかいただきました。また、機内では国際安全保障関係の専門誌(もちろん英語です…)を読んでいて、ご自身の専門外のことも、こうして寸暇を惜しんで勉強しているのだなぁ、と感心しました。


今次出張の後半はグループ会社の会長同行で、自分の仕事面での成果はほとんどなかったのですが、最後の最後で社長にも報告できるような収穫がありました。



さて、勉強の方ですが、今週も専ら短答試験対策を続けています。昨年まで、毎年一般教養に助けられてギリギリ合格、という感じなので、今年は法律科目で7割、147点を目標にしようと思っています。特に昨年は得点源にすべき公法系で惨憺たる成績だったので、今年は公法系では8割を目標に取り組んでいます。予想どおり、今次出張ではある程度の勉強時間が確保できたので、今までのところ順調に捗っています。また、来月初旬に予定されていた東南アジアへの出張は取り止めになり、試験直前の米国出張だけになったのも、良いニュースです(もっとも、米国東海岸から試験前日の帰国になりそうで、それはそれでキツいのですが…)。


いよいよ短答試験まで1ヶ月を切りました。気を抜かずに、しっかり準備して臨みたいです。