先々週、東南アジアに出張しました。ASEAN諸国の中で、今までに東側に位置するインドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアには行ったことがありましたが(ブルネイはありません)、いわゆるインドシナ側に位置するミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムには行く機会がなく、今回訪問した3カ国(ベトナム、ラオス、カンボジア)はいずれも初めての訪問でした。


それぞれ1〜2泊の短い滞在だったので、その国の全体像が理解できたわけではありませんが、やはりベトナム・ハノイでは街中から活気と熱量を感じた一方、ラオス・ビエンチャンでは自分にとって心地よい穏やかさを感じました。

特に、警察官の交通整理や、白バイの走行など、マレーシアやインドネシアのポリスのテキパキとした、悪く言えば強権的な振舞いと比較して、ものすごく穏やかでのんびりした動きが印象的でした。


(ビエンチャンのホテルの部屋からの景色。安倍元首相も宿泊した一流⁇ホテルですが、裏側にはこんなのどかな風景が広がっていました)


カンボジアは観光地であるシェムリアップに滞在したので、お国柄を体験するのとはちょっと違うかも知れませんが、それでもホテルの雰囲気や空港から街までの景色からは、誤解を恐れずに言えば「昭和の日本」のような懐かしいものを感じました。


(ホテルロビー横のお土産店。位置どりといい、品揃えといい、マネキン人形の存在といい、昭和の温泉旅館を思い起こさせる雰囲気でした)


(シェムリアップのホテルの部屋からの景色。やはりのどかなものでした)


また、幸い(恐らくは現地取引先の配慮)2日目の午後に数時間の自由時間があったので、アンコールワットにも行くことができました。(以下、⑵に続きます)