読書日記、その他の日記 -13ページ目

「ダイエット」 ー 大島弓子

やせたり太ったりのくり返しが、まんがならではだよねと思いました。

最後に出てくるクッキーがほんとうに美味しそうだったのでびっくりしました。

ココアの香りと甘い味です。


「月の大通り」 ー 大島弓子

ネームが出来る前の状態の絵がおもしろかったです。
これはエッセイ漫画でしょうか。グーグーだって猫であるとくらべて読んでいます。
外には、秋田県の大きな空と、実る少し前の、黄緑と黄金色の中間の色の田んぼが広がっています。


「夏の夜の貘」 ー 大島弓子

大島弓子の人間ドラマ期。

まんがでしか決して描けない家族ドラマ。

ベタがすごく効果的。人生の底知れぬ真っ黒いかんじ。ファンタジー要素は減ったけれど、物語をつかさどる神である大島弓子が地上の登場人物にさしむける視線は何とやさしいことでしょうか。

ずーっと押さえていたもの、押さえつけていた物は、読者も主人公と一緒に心を押さえつけているので、だから、最後のときには、読者も主人公といっしょに泣きたくなります。

「大人になったらなんになるの? 文章家になってよ。そして、もっともっとわたしたちに楽しみを分けてくれない?」