こんにちは、kekoです。
不定詞の名詞的用法、3回かけてじっくりやってきたので、今日は新しい項目に入るよー。
さて、動詞の原形に to を付けて名詞、形容詞、副詞の働きをさせる不定詞。
①名詞的用法は前回で一通り終わったので、今日は2番目の形容詞的用法をやります。
まずは前回と同じ質問。形容詞ってなんだっけ?
「えーと、名詞を修飾する言葉」
完璧だね。
I have cute cats.
Did you meet old friends yesterday?
たいていはこんな風に名詞の前から修飾するけど、後ろから修飾する場合もあったの覚えてる?
-thing/-one/-body のような名詞は
something cold (なにか冷たい物)
someone tall (誰か背の高い人)
somebody funny (誰か面白い人)
という感じで、後ろから修飾するんだったね。
これと似たような感じ。
something cold
何か冷たい物
何をするのに使うかというと、飲むため
something cold to drink
何か冷たい飲むための物→何か冷たい飲み物
冷たくなくてもいいから何か飲むもの
something to drink
何か飲むもの
「なにか」を後ろから修飾してるよね。
基本的には、名詞の後ろに不定詞を付けて、その名詞を修飾・説明すると思ってればいいんだけど、一応こちらもざっくり3つに分けられます。
1)まずは修飾される名詞が不定詞の動詞の主語になるパターン
I want a book
私は本が欲しい
どんな本かというと 「私に料理を教える→teach me cooking]
これを不定詞にして a book の後ろに置くと
I want a book to teach me cooking.
私に料理を教える本が欲しい。
という風になります。
これをよく見てみると「本」が「料理を教える」という風に主語と動詞の関係になっていて A book teachs me cooking. が成り立つよね。
これが「修飾される名詞が主語になるパターン」
例文いくつか出しておくね。
You have many friends to support you.
→ Many friends support you.
I need a knife to cut sandwich.
→ A knife cuts sandwich.
Is there anyone to give you a ride?
→ Anyone gives you a ride.
2)次は、修飾される名詞が、不定詞の動詞の目的語になるパターン。
I have many things
私はたくさん持っている
なにをたくさん持ってるのかというと。
I have many things to write.
私は書くことがたくさんある。
本来は write の後ろに目的語 many things を置いて write many things となるところを、不定詞にして名詞の後ろから修飾してるパターン。
こちらも例文。
There is a lot of things to do before summer vacation.
→ do a lot of things
I have something important to tell you.
→ tell you something important(第四文型の VOO)
前置詞が必要な動詞の場合は、前置詞は動詞の後ろに残します。
I have four cats
私は4匹の猫を飼ってる
どんな猫?で「世話しなきゃいけない猫」だとすると
「猫の世話をする」は look after cats だから、動詞を不定詞にして後ろに置くときに
I have four cats to look after.
私は世話をしなきゃいけない猫を4匹飼ってる。
このとおり、動詞とくっつけたままにします。
We have many problems to talk about.
→ talk about many problems
I have nothing to write with.(書くものを持ってない)※ペンなど
→ write with nothing
They are looking for a house to live in.
→ live in a house
3)名詞の内容を具体的に説明するパターン
Please tell me the way
私に方法を教えてください
何の方法? コピー機を使う方法 use the copy machine
Please tell me the way to use the copy machine.
私にこのコピー機の使い方を教えてください。
この場合、the way と use the copy machine は主語と動詞でもないし、動詞と目的語でもなく、単に名詞の内容を説明しているね。
これも例文をいくつか
You got the chance to study abroad.
He has the ability to understand three languages.
というわけで、簡単に言えば名詞を後ろから修飾するのが「不定詞の形容詞的用法」です。
主語~とか目的語~とか、意味を取りやすくするためには有効だけど、毎回見分けたりする必要はないからね。
次回は副詞的用法。
ではまた!