米国疾病管理予防センターから、こんなポスターが発表されています。


「プールでおしっこしないで!」

 

どういうことか記事を読んでみますと、
尿、便、汗、汚れ、防臭剤や化粧品などの薬品によって、殺菌目的に入れているプールの塩素の量が減ってしまうようです。それだけではなく、「クロラミン」という化学物質を発生させ、そのクロラミンが、鼻水や咳、目の充血、皮膚のかゆみといった症状を引き起こします。喘息がある人には、喘息発作の原因にもなるようです。

プールの、いわゆる塩素の臭いは、このクロラミンの臭いです。
水中のクロラミンは、空気中にガスを発生し、それが臭いの元となります。

 

クロラミンによる健康被害を考えると、換気が悪くなりやすい屋内プールでは、換気を良くする環境整備が重要です。
また、プールに入る前に体をキレイに洗っておくことや、プールの中でおしっこをしないように指導することはとても重要です。自らが、人体に害のある化学物質を作ってしまっては、ナンセンスです。

 


以下のような、「注意点」と「対策」が記載されています。


注意点
★下痢の場合は、プールは入らず休ませる
★プールに入る前にはトイレに行く
★プールに入る前にはシャワーを浴びる。1分間シャワーで洗い流すことで体のほとんどの汚れが落ちる
★水中ではキャップを被っておく
★プールの中ではおしっこはしない

対策
・1時間毎にトイレ休憩を作る
・公共のプールでは、おむつの確認や交換が出来るような場所を設置する
・クロラミンを除去するシステムを作る


小学校の時に冷水シャワーをみんなで浴びていましたが、水が冷たすぎて浴びるのが辛かったのを思い出しました。

シャワーを浴びて汚れを落とすことを目的であれば、少し温水にして、確実に汚れを落とすためにしっかりとシャワーを浴びる習慣を作る方向になればと思いました。温水にするとコストがかかってしまうから難しいのでしょうか。


個人と行政が、健康を意識することで、良い環境作りにつながると思っています。



参考:https://www.cdc.gov/healthywater/swimming/swimmers/rwi/chemical-irritants.html