スローポートとアイドリングポート | Are 油冷dy? 「あ~ゆ~れぃでぃ?」

Are 油冷dy? 「あ~ゆ~れぃでぃ?」

後期油冷GSX-Rに乗ってます。
1991 M なので、タイトルの「M」はここから来ております。
10年間、Yahoo blog に記事を綴ってましたが、終了につき、こちらでお世話になります。

キャブセットの記事をあげてましたら数人の方からお問い合わせがヽ(; ゚д゚)ノ 

強制開閉キャブ初心者の私ですが~
まだまだやっと特性を掴みかけてきた所なのですが~私なりの見解を!



アイドリング~スロー~(≧∇≦)迄とします!



TMR-mjnについてですのでご了承下さいませ~
また、個人的見解なので、違ってても文句は受け付け無いので~
こんな考え方も有るのか程度でお願い致します。

また、キャブセットに興味が無い方はスルーして下さいませ~(≧∇≦)


このTMR-mjnって良い意味で解釈すると許容範囲が非常に広く、ジェッティングがかなり外れていても、普通に走ってしまいます!
ここが、悪い意味で捉えると、セットし辛いし一番手ジェットを変えても、分かり辛い部分と言えましょうか?

流石に、初期設定のスローセットは劇濃いセットでしたが、PJを一段階落としてPSで調整すれば、それなりに良い感じになっておりましたが~~

折角の機会なので、ベストセットを目指す事にしました~

燃調は気温とか湿度でも変わって来ますので、
今回は夏セットという事で!

感覚だけでなく、数値的にも裏付けるためにA/F計を導入しました!
ワイドバンドなので、リアルタイムで数値が動くので見辛い部分も有りますが、其れだけ細かく表示してくれるので、凄く参考になります!
また、キャブセットはアクセル開度でセットして行くために!
スロットルに開度が分かりやすい様に印を付けて行います!

イメージ 2



まず目指す数値は~


とそのまえに
空燃比とは、混合気における空気質量を燃料質量で割ったものである。英語では Air / fuel ratio といい、A/F(エーバイエフ)やAFRと略される。
ガソリンエンジンの場合、理論的な完全燃焼する空燃比はガソリン1に対して空気が14.7とされております!
1:14.7でこの場合、A/F計には14.7と表示されます!
1番パワーの出る空燃比
パワー空燃比は、理論値より大分濃い目の12.5辺りとされております!

なので、加速中の空燃比は12.5位をめあすにしております!
パーシャル時は13~14辺りでしょうか?

アイドリング時の空燃比は私は12~12.5
を狙ってます!


では、実際に私が行ったセット方法ですが、まず、エンジンを暖気させてから
12000rpmに固定してPASにて濃さを調整します(針のTMRはPAJ)私はA/F値で見ますが、感覚で見る場合は回転が一番上がった所!
2アイドリング回転数に合わせてPSにて混合気の量を調節します!
(私のGSX-Rの場合は1100rpm)
PSの戻し量でアイドリングのA/F値に合わせます!感覚で見る場合は一番回転が上がる所から45度から90度戻しとされてますね!
ここで、1回転戻しより戻し量が少ない時はPJを1番手小さく、3回転戻しより多い時はPJを1番手大きくします
そして1に戻りベストな設定にします!

スロー系はアクセルの付きが大事だと思いますので、私はアイドリングポート時よりもスローポート時のA/F値を優先させます!
わかりやすい図がありましたので~

イメージ 1

そして、実走して感じを見て微調整!

こんな感じで、やっております!

Qちゃん!
低開度(開け始め)の不安定は、スローポート時の燃調が合っていないのだと思います!
一概には言えませんが、薄いとそんな症状が出ましたよ!

2000rpmで、調整して見てください~!


実は、開度3/4位までは若干濃いかな位迄何とかセット出来たのですが!
何しろmjnはキッチリは出ないかな?

ガバ開けすると、A/F値が一瞬薄くなる所がありますが、そこに向けて、加速ポンプの排出時期を調整途中なのですが、加速ポンプが排出されると劇濃い状態になりますので
現状#40(TMR40/14-40)のポンプノズルを#30(TMR40/14-30)に変更して見ようと思い、ヨシムラに在庫確認したら、3個しか在庫が無く、量販店にも問い合わせましただが在庫なし(´・_・`)納期が9月末の予定と(≧∇≦)

まぁその辺は納品されてからですね~(≧∇≦)