愛知県犬山市の歯科~石井歯科室 -20ページ目

愛知県犬山市の歯科~石井歯科室

      安心の地~歯科医があなたに伝えたいこと~

虫歯もなく、歯をぶつけた覚えもなく、けれどもズキズキする。そんな歯髄炎、歯周炎も発生します


深い歯周ポケットがある時、そこからのバイキンが根尖に達して、神経の部屋に侵入し、部屋の上、歯の頭に向かって上にあがりながら感染していきます


これを、上に行くということで、上行性(じょうこうせい)歯髄炎といいます


また、隣の歯が、根っこの病気(蛍の光)の場合、根尖の位置が近いと骨を溶かし伝っていき、ここからも感染して上へとすすみます



私がこの病気に巡り合う感じとしては、仕事疲れや普段の生活の疲れで、免疫力が低下した患者様によくみられます



この病気も不可逆性ですので、虫歯ではないのですが、歯の頭に穴を開けて根っこの治療をすることになります







この病気が進むと、ちょうど根尖を蛍のおしりに例えると、そこから出た光の形のように(こんなきれいなものではありませんが。。)骨をとかしていきます
放置するとどんどん大きくなり、直径5ミリ以上になることもあります



そして、コラーゲン繊維(歯根膜という名前で呼ばれます)も根尖から根っこに沿って炎症を上へと拡大していきます。レントゲン写真でみると、正常な歯根膜は白い線で囲んだようなラインが見られます。これは白線(はくせん)という名前がついてます



根尖性歯周炎の炎症が進むと、白線が消えて黒く太いラインに変わります。そして蛍の光が黒いまるになって写ります。これが、慢性化しますと痛みが軽減したり、全く痛くなくなったりします


たまに、微妙にひびく鈍痛があるとか、じわ~っと熱いものが沁みるとかで、さほど問題なさそうに感じますが、定期的にレントゲンをとってチェックしてもらったほうがいいです


理由は白線の消滅にしても、蛍の光にしても、どんどん骨を溶かしていくスタートですので、あまり進むと痛み出した時には、抜歯になる可能性が高くなりますので、


たまにある痛みの間隔が短くなったりすると、進行しているサインと考えてもらったほうがいいです。後は、ぐらぐらと動揺する程度が重要です。



歯が悪くなると加速が速いので注意が必要です。特に、しっかり食べ物を咬む人は要注意です
化膿性歯髄炎も、我慢し続けると神経だけの細菌感染が神経の部屋の壁、つまり歯自体が侵されはじめます


表現的に、白いシャツから黄いばんだシャツ(シャツの例えがおおいですが。。)、えりくびが汗で茶褐色になる、あの感じです



それが、あの神経の入っている部分全体の壁をジワジワと表層のエナメル質に向かってすすみます。しかも、色がつくだけでなくあれほど硬い資質がぼろぼろになっていきます


これも、硬さを表現するのにプラスチックのように硬い表面がゴムのように弾力ができてしまう感じです


これは、根っこの治療をしている時に実際に感じますが、感染した部分をのこぎりの刃がたくさんついた針で根っこの壁を削いでいくのですが



放置した時間が長いと、感染した壁も分厚くなっているため治療も時間がかかります



最初は感染しているので簡単に削れていきます。この時、茶褐色ですが綺麗になってくると(汚い壁が削れてくると)硬く白い壁になっていきます。



それと同時に、根っこの先の周りの骨が細菌によって溶かされだし、コラーゲン繊維も徐々に感染していきます


これは、放置した時間が長ければ長いほど拡がっていきます。根っこの先を根尖(こんせん)といいますので



この病名を、根っこの先から拡がったコラーゲン繊維の炎症ということで、根尖性歯周炎といいます