愛知県犬山市の歯科~石井歯科室 -19ページ目

愛知県犬山市の歯科~石井歯科室

      安心の地~歯科医があなたに伝えたいこと~

だからといって、保険で扱う金属が粗悪品というわけではありません。金パラという名称で呼ばれていますが

銀やパラジウムなどの金属を主に使い、金も多少なりとも含まれていますので


キーホルダーなんかにつかったら、何千円ものすごいものになります


人の咬む力は何十キロもの力ですので


かぶせた金属で咬むということは、何十キロもの強さのトンカチでその金属をがんがん叩いているのと同じことになります


ただ、金パラはとても硬い合金なので長年使用しているうちに、その土台となる歯との合い(適合性)が微妙にずれ


かぶせた金属と土台の歯の間にある、歯にくっつける時の接着剤にヒビが入ります


すると、そこにチョコレートが溶け込んだ唾液が入ってきたり、あま~いオレンジジュースが入り込んできて


じわじわと中から歯を溶かしだします。神経の残っている歯ならだんだん沁みてきます



「なんで、治したのにまた虫歯になるの?」という代表的な例です





金の何に最も感動したかというと、金の歯を入れた時ではなく、長年使った金の歯をはずすことになって、かぶっていた土台の歯の状態を見た時です。



金はその柔らかさに魅力があります。なぜかというと、長年使用しているとかぶせた土台の歯にすいつくようにおさまっているのがわかります。



目でみてわかるわけではありませんし、保険の金属の歯と比べてのお話ですが



かぶせた金属の歯で何年か経って淵から虫歯になってしまった場合、



または、隣の歯を抜歯しなければならなくなった時、ブリッジの土台として使うためになど、どうしてもかぶせたものをはずさないといけない場面もでてきます



そんな時、金の歯の場合は例え淵が虫歯になっていたとしても、土台の中まで進んでいるケースが保険の歯に比べて極端に少ないのです



これまでの、長年の経験でとても印象に残っていることです  



まさに「歯にやさしいんだなぁ」と、これは入れてる患者様にはわかりにくいかもしれませんが



扱っている人間としては、高いものをすすめようというのではなく、本当にいいものなんだなぁと実感しているからの気持ちです。


よく、金はいい歯と昔から言われます。高価なものですが、その内容が語られることは普段の生活ではあまりみられません


私も、歯医者になる前は、ただ単に高いからいいんだとか、見栄でするものなのかななどと、ぼんやりしたイメージでした



昨今、白い歯というのが主流となっていますので、金の弱点の色という部分がありますが、私的には唯一といっていいくらいです



金という素材が人の体によい部分とは



やわらかい

体に馴染みやすい

異種金属と反応しない

歯との適合性がよい、虫歯の再発率が少ない





そして、実際自分で患者様に治療していくうちに、その質の良さを感じることができました