千葉/市川・本八幡
大切なひとに贈りたくなる
和菓子教室
ide nori です
私が練り切りと出会うまで
オトナになってから
習いごととは無縁でした
家事と育児と仕事だけで
日々は過ぎていくし、
自分のためにお金を使うことに
ものすごーく抵抗があったんです
幼少期の
家庭環境の影響か、
自己肯定感は
めちゃくちゃ低くて
でも、わたし…
人生がガラッと変わったんです
そんなお話を
させていただきます
OLから保育士へ
OLをしながら、
保育士の資格をとり
25歳のときに
24時間体制の託児所を
立ちあげました
シングルマザーや
夜間に働くママさんたちを
すごいなって尊敬していて…
「利益を目的としない託児所」を
作って、
そんなママさんたちの
お役に立てたら良いな
と思ったのが、設立のきっかけ
そして私もシングルマザーに
夜勤のあるナースや
警察官のママさんたちが
『ここがあったから
仕事を辞めずにすみました』
って言ってくれたの
すごく嬉しかった
保育士から看護師へ
35歳のときに
看護学校に入学し、看護師になりました
手術室に配属された私にとって
いちばんやりがいを感じていたのは
患者さんの不安を軽減する関わり
それから、
どんなに忙しいときでも
お一人おひとりに
ゆっくり丁寧に接することや
意識はない手術中も
患者さんの尊厳を守る配慮を
大切にしていました
ひと様のお役に立てる
仕事をしていることが、
嬉しかったし、やりがいもあった
でも、
そのころの私はまだ、
「自分の好きなことをする」
「楽しいことをする」なんて、
考えたこともありませんでした
楽しいことを探して
そんな私が
習いごとをしてみよう!と思ったのは、
子育てに悩んでいたときに
相談に乗ってくださった先生から
『お母さんが楽しいことを
していてください』
『お母さんが笑顔でないと
子どもが元気になれません』
と、言われたことが
きっかけでした
はずがない! と思ったし、
そもそも、
自分が楽しむことに
罪悪感がありました
自分にとって楽しいことが何か
分からないし
自分のやりたいことに
お金をかけるなんて
罪悪感があったけれど
家族に
食べてもらえるものなら
罪悪感もうすれるのでは?
と考え
料理やケーキを
習いにいきました
結果
お教室に通ってみて、
本当に良かった
ひとりで本を見ながら作るのと
教室で習うのとでは、
ぜーんぜん違う
独学では
正直、わからないことも多くて、
何度も失敗を繰り返し
その度に
と落ち込んでいました
でも!
先生が教えてくれたら
私でもちゃんと、できたんですっ
ポイントを押さえて
声をかけてくれる
それってすごく大きいって
初めて知りました
えっ
私にもできるのっ
って、すごーく驚いたし
自信につながりました
教室で習う、料理やケーキは
お店で買ったみたいに
美味しくて、見た目もキレイで
家族も
「こんなの作れるの?
すごいじゃん」
っていっぱい褒めてくれました
その度に
自己肯定感が
少しずつあがっていったんです
お金を使うことに対する罪悪感も
家族に喜んでもらえることで
少しずつ薄れていき、
「好きなことをする」ということが
できるようになっていきました
練り切りとの出会い
そんなとき、ぐうぜん立ち寄った
「みちの駅」で、
練り切りワークショップの
張り紙を見つけました
こんなの自分で作れるの?
やってみたい
初めて作った練り切りは
とっても可愛くて、美味しくて
しばらくは図書館で
本を借りてきては
独学で練習を繰り返しました
その後、
レシピ本の著者である先生が
都内でレッスンを
開催していることを知り、
と、レッスンに参加
教えてもらったら
やっぱり全然違うんです
ちょっとしたチカラ加減や
お道具の使い方のコツなど
本では伝えきれないニュアンスを
ひとり一人に合わせて、教えてもらえる!
だから
想像以上のデキに
うまくいかないときにも
聞きたいことをピンポイントで
その場で聞ける 解決できる
上達が早いんです
それにっ
同じことに興味を持って
同じ教室にいる方たちと
一緒に作るって
それだけで、楽しいっ
ウキウキワクワクすることは
みんなと共有したい
って言い合える空間で作ると、
何倍も楽しいんです
それまで、
なんとかお金をかけずに
習得したい
と思っていた私ですが、
これこそが、
お金を払って
教室に通う意味なんだ
って納得できました
なーんだ もっと早く
レッスンに通えば良かった
練り切り作りにハマった
子どものことで
相談にのってくださった先生に
お礼の気持ちとして
練り切りをお渡ししました
笑顔で受け取ってくれて、
しかも、その日の夜に
わざわざお電話をくださり、
たくさん褒めてくれました
こんなにも
褒めてもらえて、
喜んでもらえたことは
生まれて初めて
これまでの人生で感じたことのない
幸せな気持ちで
いっぱいになりました
練り切りってスゴイ
こんなにも小さくて
可愛らしいのに
お相手を想う気持ちが
ちゃんと伝わる
作っていて楽しいし、
受け取った方は
喜んでくれる
人さまに褒めてもらえるようなものが
作れるだなんて、
すごく新鮮な気持ちです
そんな私の様子を見て、息子は
『お母さん、楽しそうだね
そんなお母さん、見たことない』
と驚いた顔で
そして、
ちょっぴり嬉しそうに言いました
え???
私が楽しそうだと嬉しいの???
私、楽しんでもいいの???
って、衝撃でした
『お母さんが楽しいことを
しているように』
と言ってくれた
先生のことばの意味が
やっとわかりました
お母さんが好きなことをすることで、
お母さんが幸せになって笑顔が増える
お母さんの笑顔が増えると、
家の中の雰囲気が良くなるし
なにより、
子どもが安心する
あのとき、一歩をふみだして
本当に良かった…
thank you
さて、次回は
練り切り教室を始めようと
思ったきっかけや
教室への想いをお伝えします
最後までお読みくださり
ありがとうございました