私は未だにガソリンスタンドで働いてますが
何度か本気で辞めたいと思ったことがあります。
初めに辞めたいと思ったのが
からの続きですが東日本大震災の時です。
今までの人生で一度決めたことを途中で辞めたことってないんですよ。
学校も留年もせず卒業し部活もバイトも途中で辞めずにやり遂げてきたわけです。
なぜガソリンスタンドに就職したのか?でも、書きましたが整備士や洗車など車に関わる全ての資格を取って車に関する技術、 知識を身につけるまでは辞めないという決意があったため、
バイトからナメられ嫌がらせを受けても
やくざから因縁をつけられても
街宣車に乗ってる右の翼さんに怒鳴られても
給料が安くてもブラックで
暑くても、寒くても、台風でも雪の日も
自腹、サービス残業、元ヤンの上司にも耐えてきたわけです。
しかし、今まで本気で辞めようと思ったことが何回かあってその第一回目が5回に渡って書いてる東日本大震災の時です。
もうね、説明するまでもなく大変でした。
バイトも疲弊し不機嫌になり、バイトの途中でいなくなる奴もいました。
並んでるお客様に整理券を配り、順番通りに道に並んでもらっても割り込んで来る車がいます。
そして、お客様同士で喧嘩になり店員である私が板挟みになります。
そしたら、次は近所の人から
「 家の前 がガソリンスタンドで給油する車が順番待ちで 並んでいてうるさい‼ 家から車を出すことが出来ない‼なんとかしろ」と理不尽なクレームを受けました。
そうこうしてる内にガソリンが売り切れ間近になってきました。
店長から順番待ちをしてるお客様をキリのいいところで区切ってこいと言われ、残ってるガソリンから計算して
「 ガソリン販売終了」の看板を持って並んでるお客様に断りに行きました。
どのお客様で区切ろうかと考えていたら、私が日頃からムカついてるお客様を発見しました。
そのお客様は常連の方だったのですが毎回給油の際に大量のゴミを投げて渡してきて、誘導する間もなく轢いてこようとしてきたり
私の彼女にセクハラしたりロクな奴じゃなかったのです!
そのムカついてる奴の前で締め切ってやろうと思い「ガソリン販売終了」の看板をその客の前に出しました。
するとその客は車から降りてきてタバコを吸いながら私の顔にツバを吐いてきて罵倒してきたのです。
そのツバは私の口にかかりました!!
その臭いのくさいのなんのって!!!!!
宇多田ヒカルも歌に出来ないほどのタバコのフレイバーがした!!!
ニガクーてせつなーい香り!!!
明日のー今頃には………
俺はもうその瞬間すべてがどうでもよくなり看板を地面に叩きつけて店に向かって走り出していた。
俺の選択は間違っていた…
金持ち父さんとかいうわけの分からねえ本に騙されて周りの反対押し切って実家飛び出して失敗した。
大体、車業界全然儲からねえじゃねえかよ…
もう辞めよう…
気づいたら涙が溢れ出ていました。
就職して1年目で初めて流した涙でした。
店に戻り俺は真っ先に店長にツバをはかれ心が折れた経緯を話しました。
話を聞いた店長は私に
「お前金儲けを学びたくて何を勘違いしたのかここに来たんだろ?」
「今この瞬間儲けのチャンスだぜ?」
「チャンスに気づけねえ奴は金持ちになんてなれねえぞ」
「俺が今から儲けの種を教えてやる、話の続きはそれから聞く」
そう言って店長はエンジン清浄剤を手に取りました。
そして俺に投げ渡してきて
「普段売れねえけど地震になるとこれが売れるんだよ」
私にはなんで地震になるとエンジン清浄剤が売れるのか分かりませんでした。
しかし、私はこの店長のおかげでやる気を取り戻し辞めずに新しい歌を歌えるようになりました。
続きは次回は書きます。