【ロジェメンバーとロザフィ作品が並ぶ会場】

 

【茄子紺色の作品】

 

 

 

 

 アートワークプロジェクト「Rosier(ロジェ)」は、6日まで「ロザフィ」を展示販売する「紙が折りなす宇宙 ロザフィ&クラフトアートの世界」を、上田市中央の石森良三商店で開いている。

 ※「ロザフィ」とは、紙で作るバラのアクセサリーや雑貨。


 ロジェは、日本ロザフィ協会認定講師の桑原由美子さんら12人で活動。

今期のテーマカラーは深い紫・紺の「茄子紺色」。

 会場には、ロザフィのアクセサリーや雑貨、壁掛けアート、クリスマス作品などを並べた。


 約6000個のロザフィを銀河のように配置したアートパネルも展示。

メンバーが半年かけて制作した作品で、過去に別会場でパネルのみお披露目している。

 今回は、配置台なども付けた完成品として飾った。


 桑原さんはロザフィの魅力について「繊細な作品で、カラーは146色を組み合わせることができる。

プレゼントや自分へのご褒美にしてもらえれば、うれしい」と語った。
 

 時間は午前10時から午後4時。

 ※無料ワークショップも実施。

 問い合わせ(電話)090・7427・7242(桑原さん)

 

 

【小中学生の入選作品などが並ぶ】

 

【高校生の部第1席、石井さんの作品】

 

 長野県や県書道協会などが主催する「第75回 書道県展」は6日まで、上田市材木町の市中央公民館で開いている。


 「コロナ禍」の影響で3年ぶりの開催。

 長野県内10地区を巡回しており、小、中、高校生や一般などの作品569点を展示している。
 

 「元気な子」「お母さん」などと元気いっぱいに書いた小学生の作品の前では、訪れた人が足を止めて見入っている。
 

 高校生の部で第1席を受賞した上田高校2年、石井しなのさんの九成宮醴泉銘の臨書も並ぶ。
 

 書道教室で学ぶ市内の70代女性は「小学生の作品は基礎に忠実で、子どもらしい伸び伸びとした一途な気持ちが表れており刺激を受ける。書は奥が深いです」。
 

 同展運営委員、審査員で上田地区主任の竹内墨洋さんは「小学生から一般まで、書に取り組むいろいろな人の作品が見られる。1本の線に込める作者の緊張感を感じ取っていただきたい」と話していた。
 

 入場料一般300円。

 展示時間は午前9時から午後5時まで。

 最終日は午後4時まで。

 

 

【馬の背に白米を流し水に見せかける

「白米伝説」再現】

 

【真田軍の武者出陣】

 

 

 爽やかな秋晴れとなった文化の日の3日「第39回 砥石・米山城まつり」が3年ぶりに開催、約1000人が訪れ楽しんだ。

 主催は、同まつり実行委員会(佐藤和男委員長)。


 まつり広場のステージでは信州真田六文銭太鼓、染屋和太鼓クラブ「英」の演奏、上田東小の管楽器班、 第五中学の吹奏楽部の演奏などがあった。

 真田軍の武者出陣は、小学校PTA会長や自治会長らが甲冑や忍者衣裳を着けてステージに登場。

それぞれ口上を述べると観客から拍手が上がった。
 

 恒例の馬の背に白米を流し、水があるとみせかける「白米伝説」の再現は、真田軍に扮した武者が馬の周囲に陣取り、白米を流し終えると「エイエイオー」と勝ちどきを上げた。
 

  上田市の清水博光さん(35)は娘の神科小4年の奈菜さんと参加。

 「登山にも行って来た。太鼓が良かった」と話していた。
 

 佐藤実行委員長は「6月から開催するかどうか検討し、規模を縮小して行うことで決定した。3年前より来場者は少なかったが、参加者が喜んでくれ、開催して良かった」と話していた。
 

◇  ◇
 

 白米伝説は、1550(天文19)年、村上義清が、武田信玄に攻められ、砥石城の水が無くなり落城寸前まで追い込まれた。 

 その時、出丸の米山の米蔵には、たくさんの米があったので、白米を桶に入れて馬の背中を洗ってみせた。

 

 武田勢は「馬を洗うほど水があるなんて」と退却をはじめた。そこで村上軍は、この時とばかり一気に攻めた。俗にいう「武田の砥石崩れ」。


 そして翌年、真田幸隆により砥石城は落とされ、米山城の米蔵は燃えてしまい、今でも、その時の焼き米が城跡に残っている。

 

 

【懐古園内を散歩する市動物園の

川上犬さくら】

 

 

 

 

 小諸市の小諸城址懐古園では20日まで、恒例の紅葉まつりが開かれている。

 たくさんの観光客が訪れている。


 園内には、モミジ、イチョウ、サクラ、ケヤキ、カエデなどさまざまな樹木が植えられている。

サクラの名所として知られ春に多くの人が訪れるが、秋も人気の観光スポット。

10月下旬頃から葉が色づき始め、赤、黄、橙色など様々な色に染まる。

 まつり後半は、舞い落ちる落ち葉も楽しむことができる。
 

 昨年の紅葉シーズンは、入園数が大幅に増加。

今年は、動物園のリニューアルが完了していることから、さらなる増加に期待が持たれている。

 

 10月の入園者は、昨年が約2万人で、今年が約2万7000人。

 秋が深まる11月も、引き続き多くの人が訪れると予想される。
 

 まつり期間中の土、日、祝日は、演奏など各種イベントが予定されている。

 詳細はホームページなどで確認できる。

 

 

 

 問い合わせ(電話)0267・22・0296(懐古園事務所)

 

 

【講演会のチラシ】

 

 「明倫会」=布施修一郎会長=は、13日「日本を開国させた男、松平忠固」の著者で、上田市出身の拓殖大学政経学部教授・関良基氏の「講演会」を、同市常磐城の西部公民館大ホールで開催する。

 同会は上田藩主松平家ゆかりの人々が作った会。


 開会は、午後1時から。

 基調講演の後、関教授を交えて忠固玄孫の浦辺信子さん(神奈川県鎌倉市)、忠固公の研究家本野敦彦さん(東京都千代田区)、明倫会布施会長らによる「パネルディスカッション」がある。
 

 明倫会では、攘夷論渦巻く江戸幕府で矜持を持ち”日本の開国をリードしたのは上田藩主の松平忠固であること”を、改めて発信したいと話している。


 ★入場無料。

 ★申込先着50人。

 問い合わせ℡090・2759・3210(明倫会 中村さん)

 

 

【千曲荘病院の畑で芋掘りをする

八十二銀行上田東支店の参加者】

 

 

 上田市常田の八十二銀行上田東支店はこのほど、同市中央東の医療法人友愛会 千曲荘病院(遠藤謙二理事長・院長)の「畑作業のボランティア」を行った。
 

 同銀行上田東支店のサスティナブル委員会(小山美晴委員長)が、地域に役立つ活動を探していた。

同病院の地域活動支援センターやすらぎでボランティア活動の募集があり、参加することになった。

 


 今回、同委員会が中心となって職員9人が参加。

病院敷地内のテニスコートの草取りや畑の芋掘り、ニンニクの植え付けなどの作業を手伝った。
 

 同センターやすらぎは、今まで地域の人たちに院内でのボランティア活動をしてもらっていたが、外での活動は初めて。

 

 やすらぎの管理者、児玉隆江さんは、「障がい者の理解を深めていただくためボランティアの育成として地域の人たちに参加していただいている。今回、受け入れていただき大変助かった」。
 

 小山委員長は「地域での活動の場をさらに増やし、貢献したい」と話していた。

 

 

 

 

 長野県は「長野県消防団協力事業所等知事表彰」で、貢献が顕著な8事業所を、このほどに松本市内で表彰した。

 同表彰は、消防団員の確保や消防団活動の協力に貢献する事業所を表彰するもの。


 消防団協力事業所は、今年4月現在、県内で1141事業所。

 消防団員の確保や消防団活動の協力していることから市町村が認定している。
 

 表彰は、消防団長らが集まる研修大会の中で行った。

 

★本紙関係分では

 ▽上田市のルート設計㈱

  役員が団員として活動、災害活動や訓練参加に参加しやすい就業規則を整えている。

 ▽東御市の㈲三井金属

  代表が団員を務め、消防団活動がしやすい環境づくりに努めている。

 

 

【国道歩道を清掃する役員ら】

 

【集められたごみ袋】

 

 上田市の「踏栄会」=望月俊樹会長=はこのほど、国道141号と踏入公会堂周辺の清掃作業を行った。約25人が参加。

 同会は、踏入自治会役員と同自治会壮年会員などで組織している。


 例年、自治会活動として公会堂周囲の清掃作業を行っていた。

しかし「新型コロナウイルス感染拡大」の影響で実施できなかったため、雑草やごみが目立つようになっていた。

そのため、例年より清掃範囲を拡げた。

公会堂前の同国道踏入2丁目交差点から日本無線前バス停までの約100m間の両側歩道の「草刈り」と「ごみ拾い」を行った。
 

 同国道の街路樹は長いこと管理がされず、枝が歩道に張り出したり、木が枯れた跡が雑草などで覆われて通行の支障となっていた。
 

 約3時間近くたっぷりと汗を流した役員らが集めた雑木や草は、ごみ袋に29袋となった。


 今回の活動を計画した同自治会事務局長の武井正志さん(66)は「踏栄会の協力もあり、歩道の草や雑木がきれいになった。こうした活動を継続して自治会員が誇りを持てるまちにしたい」と話した。