長和町議会3月定例会は2月25日に開会し、町は令和4年度当初予算案などを提出した。
令和4年度一般会計当初予算案は、歳入歳出それぞれ59億2000万円とするもの。前年度当初予算と比較し、1億9300万円減(3・2%減)。
大型新規事業の計上は無かった。
歳出では新規事業として、国道142号沿い同町和田の「和田宿ステーション特産物直売所」の、道の駅化に係る駐車場とトイレの再整備などに約6400万円を計上。
来月の新和田トンネル無料化に伴い、町内南の拠点和田宿ステーションを道の駅とし、農業と観光促進、地域活性化を図る。
ブランシュたかやまスキー場管理事業に2億4105万円を計上。
スキー場運営は4月から、指定管理者となる新会社「マウント長和」による新たな公設民営で進めるため、令和3年度まで計上していた指定管理料の計上は無い。
スキー場施設整備は、4年度以降は町で実施していくため、夏季整備、スノーマシン、ポンプ、配管整備などの事業費を盛った。
◆このほかの事業は次の通り。
▽災害復旧として林務関係で、町単災害復旧事業に639万円、国庫補助災害復旧事業に2481万円
▽新型コロナウイルス感染症対策を含む、制度資金融資斡旋などに7350万円
▽道の駅直売施設運営経費に1818万円
▽平成30年度から実施している給食費無償の継続として、長門小と和田小207人分給食費1514万円、依田窪南部中123人分726万円
▽高校通学費補助131人分1024万円
▽歴史遺産を生かした国際交流事業に1121万円余を計上。
「新型コロナ状況」によるが、3期4期「長和町青少年黒耀石大使」の訪英を計画
▽長久保宿本陣が国史跡追加指定の答申を受けるなど新たな動きがあった、歴史の道中山道保存整備活用事業に2120万円余
▽自治体DX関連業務に126万円、行政手続きオンライン化システム導入負担金1529万円─など。
歳入は「新型コロナ」の影響で町税の減収が憂慮されたが、影響は少ないと見込んだ。
地方交付税は全体で6・5%の増収を見込む。
財政調整基金の取り崩しが続いているが、前年度当初より減額の繰入を見込んだ。
◆このほか3月定例会提出案件は
・各種特別会計予算案
・「新型コロナ関連緊急経済対策事業費」を盛り専決処分された3年度一般会計補正予算案(11号)
・「新型コロナワクチン接種」や長門小改修事業前倒しなどを増額した同補正予算案(12号)
・ブランシュたかやまスキー場指定管理関連の条例案─など。
一般質問は、3日と4日。
18日閉会。
◆羽田町長「防災・減災・コロナに負けない」
今年度は、羽田健一郎町長の5期目の初年度となる。議会招集あいさつでは、予算編成の考え方について説明を行った。
「新型コロナ」による影響や公約などの実現を踏まえ「町民が幸せを感じることができるよう『防災・減災・コロナに負けない』を合言葉に、自助・共助・公助により命を守ることができるよう各施策を進め、かつ将来にわたって希望と期待を抱き、安定した、持続可能な長和町の発展につながるような予算編成。また、支出を抑えつつ住民サービスに直結する事業に工夫しながら取り組む予算案」と述べた。











