【左から池田社長、中村学長】
東御市の㈱ミマキエンジニアリング(池田和明社長)と、信州大学(中村宗一郎学長)は、4月1日に「Mimaki×信州大学共創研究所」=木村睦所長=を、開所する。
2020年1月に創設した「共創研究クラスター」に属する学内研究所として設置、運用するもの。
産学連携式の共創研究所の第1号となる。
今後、2025年3月末までの3年間で、新たなインクジェットプリンタの研究開発を共同で行う。
24日、同社の滋野ショールームで行われた調印式で池田社長は「プリンタやインクを販売するビジネスモデルから、次のプリンテッドエレクトロニクスに向かうもの」とし「信州大学とともに、産業用のインクジェットプリンタ業界の、テクノロジーのイノベーションを起こしていきたい」。
中村学長は「両者が強く連携し、研究できる大きな一歩を踏み出した」と述べた。
同研究所所長で先鋭材料研究所の木村教授によると、2017年から同社と機能性インクについて共同研究を開始。
機能性インクとは、インクジェットのヘッドノズルから押し出される極小の液滴に、ナノレベルの大きさの機能性材料を積み込んだもの。
現在は、研究段階としながら「気分が良くない時に色が少し変わる服」「代用肉のプリンタ成型」などを想定。今回の産学連携で、様々な分野への応用や、社会実装の加速化が期待される。
木村教授は「世界を先導する新しい学術が生まれることにチャレンジする。産業界で使われ、皆さんの生活を変え得る製品群をミマキエンジニアリングさんと作り上げたい」と語った。
拠点は上田市常田の上田キャンパスの基盤研究支援センター上田分室内。
大型の共同研究を推進していくため、同社社員3人と、同大教員4人が常駐し、研究員ら約10人で構成。
3年間の研究開発費は2億円弱で、ミマキエンジニアリングが拠出する。
同大学と同社は、2018年7月に包括連携協定を結んでいる。











