
【作業するしらかばちゃんや山上さん(右)】


佐久穂町の有志と同町公式キャラクター「しらかばちゃん」はこのほど、町内区有林にカラマツの苗木約300本を植樹した。
町内で写真撮影や器販売の「yamania(ヤマニア)」を営む、山上雅子さんが進める森づくりプロジェクトの一環。
植樹作業には、山上さん、活動に協力している㈱吉本の社員、町民や地域おこし協力隊など約10人が参加。
同社員の指導で、斜面に手作業で苗木を植えていった。
活動開始のきっかけは令和元年東日本台風。
山上さんは、当時住んでいた同町大日向で被災し「何か活動を始めよう」と考えたという。
同社の由井正宏専務に相談し、森づくり活動を行うプロジェクトを立ち上げた。
費用は、山上さんが制作する「しらかばちゃん植林カップ」を販売して用意。
カップはすでに200個以上売れている。
植樹祭などのイベントも検討していたが「新型コロナウイルス感染症」の影響もあり、この日の植樹は最低限の人数で行った。
植樹場所は、もともとカラマツなどが育つ林で、昨年同社が木々を伐採。
植樹により、新たな林となる。
由井専務は「山上さんの活動に賛同し、協力している。山に来てもらい、知ってもらい、関心を持ってもらうことにつながれば」。
山上さんは「被災後、根本的なアプローチが必要だと考えた。森づくりは1度植樹しただけで終わりではないので、今後も活動を続けていく」と話していた。
しらかばちゃん植林カップは、通販やふるさと納税返礼品としても登録されている。