【土屋市長に本を手渡す池内会長

(左から4人目)ら】

 

 

 

 上田市の西内自治会と平井自治会の住民有志がつくる「内村の歴史を学び伝える会」(池内宜訓会長)は地域の歴史をまとめた「内村の郷 西内平井の歩み」を制作し23日、上田市に寄贈した。


 同会は平成29年に結成。

会員は、70代と80代の男性8人で「昭和、平成、令和と生きてきた時代の歴史を、何か形として残しておきたい」と活動に取り組んだという。


 市わがまち魅力アップ応援事業を活用し、450部製作。

 2自治会の全戸に配布した。
 

 A4判、120ページ。

 「西内歴史年表」「産業」「風習・生活の変遷」など6章で構成。

 

 市役所を訪れた池内会長(82)は「会員それぞれが持ち味を生かして取り組み、写真をなるべく多く使って分かりやすいよう工夫した」とあいさつ。
 

 副会長の滝澤瑛光さん(80)は「活動を通して、仲間の誰1人欠けても会が成り立たないくらい仲良くなった」。

 

 編集局長の永井正一さん(74)は「皆で一致団結して熱意を持って取り組み、いろいろな人の協力を得て完成させることができました」と話した。
 

 今年度は、史跡の説明看板設置などを計画する。
 

 土屋陽一市長は「内村は素晴らしい地域。歴史を多くの人に伝えることはよりよいまちづくりの基本になる」と感謝した。

 

 

【上田市公共交通活性化協議会】

 

 地域の実情に応じた公共交通を協議する「上田市公共交通活性化協議会」は25日、上田市役所で会合を開いた。

 

 会合では、今年度事業などを決めた。

 現在、運行中の運賃低減バスについて、4期となる今年10月からの3年間も継続することになった。

 運賃低減バスは、高齢者の外出促進、高校生らの通学費負担軽減などのためのもの。

市内14路線(青木村も含む)で、上田駅からの1乗車当たりの運賃上限が300円エリアと、上限500円エリア(隣接エリア間の乗降)を設定している。

 そのため、菅平や鹿教湯でも500円となっている。

 平成25年10月から2期6年の実証運行を行っった。

 令和元年から今年9月末までが運行継続で3期目となっており、引き続き3年間の運行継続を行う。

 

 事業目標は、平成24年度の輸送人員に対して「コロナ禍」前の実績となっている1・2倍を維持するとした。
 

 今年度事業では、毎年、夏休み期間の小学生以下の子どもが無料でバスに乗車できる「小学生夏休みキッズバス」を今年も行う。

 期間は7月23日から8月23日、市内バス全路線で利用できる。

 今回は、上田市内だけでなく青木村の子どもも対象。

 あわせてQRコードによる”キャッシュレス化推進プロジェクト”の実証実験中のため、子どもにQRコードタイプの「キッズパス」の発行を検討している。


 報告の中で、平成29年度から行う上田市運転免許証自主返納促進事業の「タクシー利用補助券(1人につき500円券が20枚など1万円相当を交付)」について、交付された補助券の利用率が28%余と少ないのが現状。

今年4月からは、1乗車に利用できる補助券を1枚から2枚までに増やした。

 交付を受けた人への周知が課題になっている。
 

 QRコードによるキャッシュレス化推進プロジェクトの実証実験は、現在、別所線と市内路線バスで行っている。

 上田バスでは全路線で実施しており、同社からは利用者が伸びているという報告があった。

 今年度はタクシー事業者への拡充が予定されている。
 

 今年度から令和8年度まで5年計画の「上田市地域公共交通計画」を策定するスケジュールなども示された。

実態調査の中、高校生アンケート調査では、登下校の交通手段で家族などによる送迎が50%を超えている。

家族による送迎の中で、親の通勤のついでが半数近いが、約33%が送迎のためだけに往復しているーなどが報告された。

 出席者からは「家族による送迎は、公共交通がしっかりしていれば、しなくていいこと」などの意見があった。
 

 公共交通活性化協議会の後に、長野県で進める県公共交通活性化協議会の地域部会「上田地域公共交通連携会議」も開いた。

 

 令和5年度から9年度の長野県地域公共交通計画を策定するスケジュールなどが示され、”長野県内全域”で使用できるキャッシュレス決済などにも触れた。

 

 上田市と上田警察署はこのほど「高齢者の自転車利用者への安全運動の呼びかけ」と「ヘルメット購入補助のPR活動」を、原信上田緑が丘店駐車場で行った。


 幅広い年代層に利用され、主要な交通手段として利用されている自転車だが、全国的に自転車が関係する重大事故が発生している。


 上田市では、令和3年度から自転車による高齢者の事故の未然防止のために自転車ヘルメット購入費の2分の1以内、2000円を上限に補助を行っている。

 

 補助対象者は、市内に住所があり、市税の滞納がない65歳以上。初年度の昨年度は77件の補助を行った。
 

 ◆申請方法は

   ▽購入したヘルメット本体か取扱説明書

 ▽ヘルメット購入時の領収書またはレシート原本(商品名、購入金額、購入日及び販売店が明記されているもの)

   ▽振込口座の通帳(申請者名義のもの)を市役所生活環境課または真田、丸子、武石各自治センター市民サービス課まで提出する。

 

 申請は1人につき1回まで。
 

 問い合わせ先(電話)0268・ 22・4140(上田市生活環境課)

 

【薬師如来が安置されている薬師堂】

 

【鎮守の森を見学する参加者】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上田市の丸子公民館石井分館(福井克実分館長)はこのほど、石井地域の史跡や施設を巡る住民向け「ウォーキング大会」を開いた。


 地域住民の健康づくりのために毎年5月に実施している「石井スポーツ大会」の今年度事業。

 「新型コロナウイルス感染症」の影響で中止が続いたため、3年ぶりの開催となった。


 スポーツ大会は毎回内容が異なり、今回はウォーキング大会を実施。

 塩川地区地域づくりの会が今年制作した地域マップ「塩川地域の歴史とロマンを感じる散策マップ」を活用した。

 地域資源への理解を深め、史跡や産業を楽しむコースを設定した。
 

 途中参加なども含め約40人が参加し、地元住民の講師が各地の歴史などを説明しながら約2㎞を歩いた。

 鎮守の森では神社を参拝し、両脇にケヤキの巨木が経つ鳥居の前で記念撮影。

 岩井屋酒店では、少なくとも明治には建てられていた土蔵を活用した貸会場や、土蔵に残っていた地域の古地図や民具を見学した。
 

◆このほか、見学したのは

 ・本尊瑠璃光薬師如来坐像と十二神将5体が安置されている薬師堂。

 ・8月の、りんご市などでにぎわう袈裟掛地蔵尊。

 ・石井村のルーツとなった水源「石井清水」。

 ・建設中の「丸子かわまち公園」の造成現場。

 ・松山スキの史料をはじめとした歴史的評価がある文献や農機具等を展示する「松山記念館」。

 

 普段施錠されている薬師堂や、同公園の造成現場など、この日特別に立ち寄ることができたエリアもあった。


 参加した栁澤奈美さんは、小学生の娘2人と愛犬の散歩をしながら歩いた。

 「地元出身だが、入ったことの無い場所もたくさんある。神社は子どもの頃によく訪れ、後に素晴らしい神社だと知った。今回もあらためて学ぶことができた」と話した。

 

 

【販売するポロシャツ(ホワイト)】

 

 

 信州丸子義仲祭り実行委員会は、上田市生田の信州国際音楽村で開かれる「信州ルネッサンス2022」で、NHK大河ドラマ登場による「義仲イヤー」を飾るトークイベント「輝け!未来の巴御前~地域で頑張る若き女性たち~」を開く。

 ★記念ポロシャツ販売も行う。

 

 トークイベントは、信州国際音楽村開村35周年記念事業とも関連した企画で、18日、午後2時から野外パノラマステージひびきで行う。


 前半は、地域で活動する女子学生のグループトーク。

長野大学のまちづくりサークルMIZUMATCH、信州大学繊維学部のハナサカ軍ティプロジェクト、上田女子短期大学の別所線ボランティアガイドチーム、長野県立大学のグローバル教養ゼミ。
 

 後半は県立大の二本松泰子教授、信州丸子義仲祭り実行委員会が、義仲イヤーと、史跡などの紹介を行う。
 

 ホールこだま入口近くで、木曽義仲の展示コーナーも設置。

 「記念ポロシャツ」を販売する予定。

 記念ポロシャツは、ホワイトとグリーンの2種類、背面に「木曽義仲挙兵の地 信州上田」などの文字をアレンジ。

 サイズは、Sから3Lの5サイズ。

 価格は2500円(3Lのみ2700円)。
 問い合わせ(電話)0268・42・1041(実行委員会事務局)

 

 

【宮島さん(右)と屏風貼り交ぜ】

 

【練習紙を再利用した人形なども並ぶ】

 

 

 上田市五加の宮島千草さん(76)が主宰する千草(せんそう)会はあす12日まで、同市手塚の塩田の里交流館とっこ館で第9回書展を開いている。


 宮島さんが自宅や塩田公民館、下本郷公民館で開く教室の生徒が漢字やかな、調和体など36点を発表した。
 

 会員のうち師範の資格を持つ19人が「日本名跡大字典」から集字した屏風貼り交ぜや小学生の元気な作品も並ぶ。
 

 練習した紙を再利用し、石に張ってつや出しをかけた文鎮や人形の折り紙などもにぎやかに展示。

 会場の各所に配置した古流大観流の生花が彩りを添えている。
 

 30年ほど前から書道に取り組む同市古安曽の小林千恵子さんは「墨の色や線質に配慮しながら書いている。書いている時はそれだけに集中できます」。
 

 宮島さんは「書を志した人が生涯、楽しんで続けられるよう導くことが目標。書は無我になれ、人と競うことなく1人でできるところがいいですね」と話す。

 宮島さんは臨池会評議員、読売書法会評議員。
 展示時間は午前9時半から午後4時半まで。

 最終日は、午後3時まで。