どじわい(しわいの最上級)と酷く叱られたことを思い出した。小学生の頃、祖母から。あの時の祖母の、憎々しい私を見るこわばった顔が、初めて納得出来た。


 何度言っても、応えない、響かない、ヌカにクギ状態。いくら相性の悪い担任とはいえ、ウンとかスンとか反応しなきゃ。そりゃ人としてダメでしょ。何で分からないの。急に学校に行くって、アポ取らなきゃ。イライライライラ、怒鳴った後はモヤモヤモヤモヤ。
 これでは、私の方がイライラを感情に任せて、娘にぶつけてるみたいな、おかしな感じに。ここまでルーズに、しかも将来のことを決めているこの受験の最中、一体どういうつもり。
 

 そして、冷戦に突入。息子の時と違い、不完全燃焼、後味の悪さ、冷え切った雰囲気。こっちがきついなんて、理不尽。それにしても、娘に今日程腹が立って、怒りを抑えられなかったのは、初めて。私もこんなに聞き分けが悪く、不貞腐れた、可愛げのない思春期だったのだろうか。
 

 かめの婆ちゃん、ごめんな。口答えして、くそババアとか…。ホンマに私とダンナの、悪いとこばっかり👎しっかり受け継いで。ハァー。