お薬を減量してもらい、2週間が過ぎました。半信半疑で、おそるおそる過ごしていましたが、不安の波は押し寄せることなく、とても静かな日常です。あまり上がり下がりのない、坦々と過ぎる時間…穏やかで静かです。好きな読書も、少しずつ出来るから嬉しい。



 じっとしていられないような焦燥感、しゃがみ込んでしまうかもしれないほどの不安、例えようのない不快な重苦しさ。しんどいことに少しずつ適応しようと、体力を消耗しました。今は解放されて、心持ちも軽やかです。しばらくは、ありがたさが強く、謙虚に働けそうな気がします。



 本当に、健全に心穏やかに働けることの幸せは、今回の不調を経験して、痛いほど身に沁みました。業務に集中して、動けるのも当たり前のことではない、とても恵まれたことです。1日でも長く、そのことを忘れずにいたいものです。



 朝から雨が降り、湿度は高いものの過ごしやすい秋分の日。メジャーリーグを見ながら、のんびりとアイスコーヒーを飲むと和みます。お墓参りも済ませて、もう何も言うことはありません。大谷選手を応援していると、お昼になりました。