採用マーケットの過熱は、以前から書いていましたが、9/3日経の朝刊日経の朝刊にも、人手不足の記事が出ていました。
このところ、このテーマに関する記事は、目にしない日はないほど、深刻になってきています。
求人倍率が2倍、業種によっては3倍を超えている。
企業にとっては本当に人財の確保が死活問題になるほど、深刻な問題。
採用を担当する方にとっては、採用広告にお金をかけようが、人材紹介会社へのフィーアップキャンペーンをしてみようが、SNSを運用してみようが、なかなか効果が出ない、というか、ほとんど効果が出ない、厳しい時代。
背景を整理してみる
なぜこんなにも厳しい状況になっているのか?
1.完全な売り手市場になっている
2.業界問わず、各社の求人意欲が旺盛
3.情報量の激増
4.転職自体が当たり前の時代になってきている
これまで中途採用をしてこなかったような大手企業でも、最近は中途採用に積極的です。
新卒の頃に憧れていた会社に入ることができる、というのは転職を考えている人(以下、候補者と表現します)にとっては、またとない絶好のチャンス。
ブランドで劣ってしまう企業からしたら、ホントにいい迷惑。
そして、業界を問わず多くの企業が中途採用を行っており、採用上の競合が、一気に膨れ上がってしまいました。
もはやどこをベンチマークにしたら良いのか、分からない状況です。
地元で細々とスーパーを経営していたら、amazonに代表されるネットショッピングがいつの間にかできていて、気づいたらお客さんが全然いなくなっていた、しかもその理由がわからない、といった感じでしょうか。
そんな状況の中で、さらに情報"砂の一粒"時代(*明日のプランニング 佐藤尚之著 より)、情報を公開しようが、お金をかけようが、届きさえしない。
そして、転職が当たり前になり、転職マーケットが成熟してきたために、企業の内部に関する情報まで良くも悪くも公に公開されてしまう。
候補者は、様々なソースから情報を入手し、フィルタリングすることが可能なのです。
いくらきらびやかな言葉を並べても、簡単に見抜かれてしまうのです。
逆に、通り一遍等の情報しか無い場合、読むことすらしてもらえない。
これまでは、採用のHPや採用広告に情報を出す、もしくは人材紹介会社に依頼すれば、それなりに応募が集まり、採用もできていた。
それが、ここ3年ほどで状況が激変したのです。
採用の新しい潮流
転職マーケットの過熱、競争の激化は上述したとおりですが、厳しい環境にあり悲観しかできないのかというと、そういうわけではありません。
採用を支援するサービスも、続々と新しいものが出てきています。
SNSを活用した、サービスは特に最近注目されています。
情報過多の時代、一番信頼できるのは、知り合いの”いいね!”だったりします。
そういった仕組みを上手く使わない手はありません。
というよりも、使わなければ、他社に遅れを取ってしまうのは、明らかです。
採用を考えなおす、変革する
そう、今の採用活動は、綿密なコミュニケーションデザインが求められる時代なのです。
PR力、マーケティング力が求められています。
今までのやり方で、うまくいくはずはないのです。
それくらいのパラダイム・シフトが起きていると認識しておいた方が良いと思います。
採用はおおまかにいうと、
「検討」「リサーチ」「活動」「意思決定」
という流れになります。
各段階で、どのようなメッセージを受け取れば、候補者は心を動かされるのか、Wow!を感じてくれるのか、それぞれの段階での候補者の心理を知り、適切なメッセージを打ち出していくことが大切です。
採用に求められるコミュニケーションデザイン(wow experience design)
また、採用活動で忘れてはいけないのは、PRやマーケティングだけではありません。
面接や面接の日程調整などでのコミュニケーションも、成否を分ける重要なプロセスです。
最初から最後まで、きっちりとコミュニケーションをデザインし、運用すること、それが今の時代の採用に求められること。
採用は、入社してもらうのがゴールではなく、入社してから活躍し、長くいてもらうこと、会社を愛してくれる人財を見つけ、入社してもらうことがゴールであり、スタートです。
採用活動を、見なおすタイミングが来ていると思いませんか?
*次回は、具体的なプロセス(検討期)について解説をします
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