idealistはrealist -7ページ目

本を読む

最近、少し本を読むようになった。
小さいころはよく本を読んでいた気がする。
でもたぶん高校に入学したころから、あまり本を読まなくなっていたように思う。

三年ほど前に図書館で村上春樹を見つけた。

わるくない

と思った。
それから少しずつまた本を読むようになった。
小説だけじゃなく、ビジネス書や人生論まで、本屋で見つけた気になる本を読むのが、最近のパターンになっている。

本を読むのはおもしろい。
そんな気持ちがなんとなくわかってきた気がする。

最初にそれを感じたのは図書館のソファーに座って、村上春樹の短編集を読んでいるときだった。
それははっきりと言葉にできないものだったけれど、ただ世界がいつもと、ほんの少しだけちがって感じた。
朝、目が覚めてまた眠ってしまうまでのまどろみの時間のような感覚。
世界が世界じゃなくて、それなのにしっかり世界とつながっている、そんな感じだった。
それからその場所は僕のお気に入りになった。
その場所で本を読んで、ときどき眠った。

いつか本も電子化されていくのかもしれない。
でも本はきっと消えないと思う。
その厚さも重さも質感も、なにひとつとして欠けてはいけない気がする。
本は本なんだ。
それはある完結された美しさをもっている。

だから僕はインターネットに心踊らないのだろう。
そこには確かにたくさんの情報があふれているけれど、アメーバのように増殖して無尽蔵に繋がっていく。
僕は永遠にそれを手に入れることはできない。

本は人生に似ている。
人が年をとるように、本のページはめくられる。
そしていつかは、終わりがくる。
終わりがくることはきっと寂しいことなのだけれど、それでも前に進んでいくしかないんだ。

踊らされるな自ら踊れ

桜咲く出会いの季節ですが、僕の桜は散るばかり。
大切な何かを失うことは怖いです。
でもそれも僕をほんの少し前に進ませてくれているのだと思う。

今日僕は少しだけわかった。
僕を動かすものが何なのか。
たくさんのものを失ってきたけれど、そのことを忘れたいとはもう思わない。
ちゃんと抱えて生きていこう。

僕は僕のことが好きだ。

逃避

世界から逃げ出してからどれくらいたったのでしょう。
今日ふと気付くともう戻れないところまできてしまっていた。
ホントは全部めんどくさくてもういいや、って思う気持ちもある。
いま死んじゃってもそれはそれで運命ってやつだ。
なのになんだかどうしようもない。
今日が終わっても何にもいいことなんて無い。
僕の存在には意味が無い。
じゃあなぜ生きる。

僕が何をしてても世界は回り続けてる。
誰か教えて僕がここにいることの意味を。
今も僕は逃げ続けてる。
どこまで逃げても何も変わらない。