6歳になったばかりの次女。
まだ、
「疲れた〜抱っこー!」
「食べさせて〜!!」
と、甘えたい放題です。
そのことに対して、
別になんとも思ってなかったのですが、
(甘やかしすぎ!と思う方も
いるかもしれませんね・・・)
「食べさせて〜!」を聞きながら、
ふと、自分が6歳だった頃のことを
考えてみました。
何しろ私は4人兄弟の一番上。
私が6歳のときは、
4歳の弟、
2歳の妹、
生まれたばかりの弟。
この次女の下に3人!?
6歳の時の私と次女との環境の差に
愕然としました。
子どもの私、大変だっただろうな・・・。
そりゃー甘えられないよね。
と妙に納得しました。
実は、これに気づいた瞬間、
以前の私だったら・・・
母のせいで私はこれだけ苦しい思いをした
と恨みがましい気持ちを持ったり、
それだけじゃなくて
もしかしたら次女に対しても
嫉妬や怒りの感情を抱いていたかも
しれないって思ったんです。
次女を出産する前は、
小さい頃から、寂しい、甘えたいという
自分の気持ちを押し殺していたものが
溜まりに溜まって、ふとしたことで
孤独を感じることが多かったし、
兄弟と比べて自分は与えられなかった!
と親を恨んだりしていた
時期があるからです。
母に対して、なんでちゃんと
世話できないのに4人も産んだんだ!
と思ってました・・・
今思うと相当ひどいですが💦
実際、以前相談にのった方で
こんな方がいました。
息子が自由奔放で、羨ましいを通り越して
嫉妬のようなネガティブな感情が出る。
でも子どもにこういう感情を
向けたくない。
向けてしまう自分を責めちゃう。
・・・と、葛藤されていました。
自分は親の引いたレールの上を
歩くことしかできなかった。
だけど息子は、
私が自由にさせたいと思っていたから、
本当に自分の好きなことをやって、
自己肯定感も高くて、生き生きしている。
自分もあの時こうだったらよかったのに
こうできたらよかったのに・・・
思い出して過去の傷が疼くそうです。
自分が親から与えられなかったものを、
反面教師として
自分の子どもには意識して与える。
素晴らしいことだと思います。
でもそんな子育ての意識が
高い方だからこそ、子どもに対して
ネガティブな感情が出てしまう自分を
受け入れ難かったりするのですよね。
ネガティブな感情は悪いものでもないし
誰か向けちゃいけない対象があるわけでも
ないと思ってます。
逆に、子ども、そして親という
濃い繋がりがあるからこそ、
自分のためにデトックスしてくれる
価値ある存在。
※デトックス=ネガティブな感情が出ること
自分が身近で大切な存在に
苦しい気持ちを感じてしまったら、
それは「お知らせ」だと思うのです。
満たされなかった自分
辛かった自分、
後悔している自分を
癒すタイミングだよって。
本当に完璧なタイミングで
ネガティブな感情がデトックスされて
気づかせようとしてくれています。
私も、
「妹や弟と比べて自分はこうだった!」
という嫉妬や怒り、孤独の感情
「母がこうだったから、
自分はこうなってしまった!」
という不満や怒り、自己嫌悪の感情
出てくるたびに何度もなんども
向き合いました。
自分にとっては最悪だった体験に
感謝できるようになるまで
向き合いました。
だから、今、
自分の子どもと過去の自分を比べて
ネガティブになることがないんです。
私も幸せだったとわかるようになったから。
「感謝の土台」で子育てができているんです。
仮に感謝までいかなくっても、
自分の中がマイナスのまま
人(子ども)に与えるのと、
過去の体験を全肯定して、
ネガティブな感情を感じる元が
なくなったニュートラルな状態で
与えるのと、
与えるものが全く違ってくると思いませんか。
そして、自分の幸福感も
違ってくると思いませんか(^^)
これは、いくら頭で考えても
思い込ませようとしても
感情が出なくなることはありません。
丁寧に自分の感情を感じ、
感情の発生元にアクセスしていく
必要があります。
具体的にやってみたい方、
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