■ツバメの恩返し | 感情は魂からのメッセージ

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感情のコントロールとなりたい自分への最短メソッド【IRM感情科学プログラム】

おはようございます♪

IRMエキスパートガイドの奥山リエ子です!


今日は奥山が感動した日記をシェアしたいと思います♪



IRMのプログラムで、過去の様々な体験の浄化や、
自分の思考パターンを変えようと頑張っている友人のNさんの日記(創造的自己観察)です。
シェアを快諾していただきました。




Nさんの働いている会社の駐車場には、1か月前からツバメの赤ちゃんがいたそうです・・・・




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今日は朝実家の会社に着くと会社の前の空にツバメ達が騒がしくてハッと{そうだ!!三連休の間に巣立ったのかな?}と思い出しました。慌てて母に聞きに行くと・・昨日の朝巣立ちしたそうです。でも、一羽だけ体力が無くて落ちてしまった様で、それを発見した前のお宅のおじさんが、「一羽落下していますけど、巣に戻して良いですか?」と、朝の5時にインターホンしてきたそうです。このままでは猫かカラス等に襲われてしまうと思ったのでしょう。
母が表に出ると何名かザワザワして皆で心配していてくれたそうです。
近所の方達も温いなぁと思いました。

で、それが昨日の朝で「今朝起きると前の電線に飛び移った様で、そこから皆の様に飛べずにじっと固まっているのよ!ほら、あれよ!」と母が教えてくれました。
9時から12時迄20~30分に一回少しづつ羽をバタバタさせて練習したり、2~3メートル移ったりしながらとても不器用に怖がりながら頑張っています。
私も母も全く仕事にならず、近所の方も何名か見に来たりしました。


ツバメを見ていると、全部で5羽で5兄弟だったのですが・・どうやらほかの兄弟が(4羽)頑張れ!!頑張れ!!とその飛べないツバメの周りをずっと回っています。凄く応援しているのです。この協力感・・・凄いなぁ・・。と見てるだけで涙が出そうです。
時々、幼虫の様な餌を加えて持ってくるのです。最初はすぐに食べさせてあげていたのですが、段々と時間が経つと仲間がもっと増え少しだけ離れた場所に来て「ここまで食べにおいで!」と言って促すのです。
鳥の世界はそうらしいのです。ぎりぎり空腹で気を失う前迄、その様にして促して飛ばせる様に企み、もう危ないなと思った時はすぐに餌を持っていくらしいです。

(※Nさんのお母さんは、俳句を長年やっていて、季語などもよくお勉強されていて、ツバメのことも詳しいそうです。)

その飛べない鳥は凄く怯えているのを感じていました。ほかのツバメは電線にきちんと足2本で立っているのですが、その飛べないツバメはお腹までぴったりくっつけてとても不安定でした。でも、飛びたい様で何度も何度も羽をバタバタさせています。

皆が「早く飛べよ~こうだよ!!」とぐるぐる応援してくれている様子を見ていて、あぁこの鳥って私みたいだな。と感じたのです。
周りで応援していくれているツバメが、RさんだったりK先生だったり、例の彼だったり、鏡の法則を理解させてくれるきっかけを教えてくれたK先生だったり・・。色々と助けてくれる人達が脳裏に浮かんだのです。
             

その瞬間に母が私に背を向けて
「あの飛べないツバメ、Nチャンみたいね。そしてあの餌を持ってきては口に運んでくれてずっと隣に居てくれるのがKちゃん。(姉)あんた達の小さい頃の姿そっくり・・。あんたは人が怖くて絶対に一人では行動出来なくて、いつもお姉ちゃんのうしろについて回って。お姉ちゃんはどんなに小さなおやつも絶対に半分個にしてあんたにあげていたのよ・・。」
と、言い出したのです。
母の背中がとても寂しそうでこみ上げてきました。

私たちが小さな時は、自分の手の中で自由に守ってあげられたけれど、今はもうそれは出来ない。もう私の思い通りにはならないという寂しさ。
ああ、母は寂しかったんだろうなぁ。

でも、私たちが母の子供として生まれたことが小さな時期だけだったかも知れないけれど、とても幸せを感じさせていたんだなぁという確信が何故か持てました。
母はとても幼い頃の私たちの話を、楽しそうに懐かしそうにお話していたので、{あぁ、本当に可愛がってくれていたのだなぁ }と、感謝で涙が出ました。

あと、どの位一緒に居られるか分からないけれど少しでも心地よく一緒に居られる様にしたいなぁと心の底から感じて涙が出ました。(しっかり自己観察をせねば・・。)


午後には、私似のツバメもやっと飛べる様になった様で仲間達と姿を消しました。
飛び立てて本当に安心しました。私も頑張らなくちゃ。

近所の方にも親切だなぁという感謝の思いと、皆とても喜んでいてただの見知らぬ通りがかりの方ともツバメの事でお話したりとこの1ヶ月位の間・ツバメさんに感謝でした。

皆に和をくれてありがとうと感謝の気持ちで一杯です。 






Nさんはお母さんとの関係を改善したくて、IRMで自己観察をして自分を見つめていっています。

Nさんやお母さんは、1か月間、ずっとツバメ達の巣を守り、心をかけてきたそうですが、
それが、こういう大きな気づきや感謝となって返ってきて、

まさにツバメの恩返し!?

と私は感じました。



Nさん、シェアしてくださってありがとうございました♪


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。




奥山リエ子