製作中のヴァイオリン試演奏のお知らせ | ヴァイオリン技術者の弦楽器研究ノート

ヴァイオリン技術者の弦楽器研究ノート

クラシックの本場ヨーロッパで職人として働いている技術者の視点で弦楽器をこっそり解明していきます。

明けましておめでとうございます。


いつも応援していただきありがとうございます。

当ブログにて製作過程を紹介してきたヴァイオリンも完成が間近になってきました。
自分がヴァイオリンを研究するのと違い、ブログで皆さんにわかっていただけるように記事を作るのはなかなか難しいものがありました。

それでも、他では知ることができないようなこともいくらかはあったと思います。
お役にたてれば幸いです。


3月半ば以降、4週間ほど有給休暇で帰国しています。
興味を持っていただいた方には実際に楽器を試して楽しんでいただく機会にできたらなと思っています。
ヴァイオリンを気に入っていただいた方には一名様にお譲りすることも可能です。


募集の詳細については2月以降に発表しますが、その前にどれくらい興味を持っている方がいらっしゃるのか知りたいので知らせてください。
今回は申し込みではありません。
日程や地理的条件で不安があってもただの調査ですので希望をお寄せください。



実家は東海地方なので、関東東海関西地方は出向きます。
その他の地域でもとりあえず希望を伝えてみてください。

1月より注文をいただいているアマティモデルのビオラの製造が始まります。夏以降ガルネリウスの複製を予定しています。そのあともチェロを製造したいと考えています。

今回のストラディバリの複製と同様の楽器は次回は3~4年後になる可能性もあります。ぜひ今回の機会を活用ください。

購入を検討される方に値段をお知らせします。
西ヨーロッパでのハンドメイドの新作ヴァイオリンの値段は税抜きで1万ユーロ以上します。したがって150万円くらいするわけですが、100万円程度ということでお考えください。決して安くはありませんが、通常の製品に比べてずっと手が込んでいますのでかなり割安かと思います。アンティーク塗装なので多少傷がついても構いません、1年以内なら返品も受け付けます。弦などの消耗品の代金とクリーニング・修理の分を差し引いて返金いたします。



ヴァイオリンの購入を考えていない方でも「どんな音なんだろう?弾いてみたい。」という方はとりあえずお知らせください。

こちらからどうぞ

このページ右側の問合せフォームでも同じです。
個人情報を第三者に漏洩させたり、スパムメールなどを送ったりしないことをお約束します。

・氏名
・都道府県、市町村名
・メールアドレス
・ヴァイオリン歴
・所属楽団、プロ、アマ、教師等をお知らせください
・簡単な自己紹介、希望要望など一言コメントをお願いします

締め切りは1月20日ということにします。

そのあと、詳しい募集内容を決めて、メールとブログで発表します。正式な申し込みはその時になります。そこからアポイントの作業になります。


新しい楽器なので皆さんが長年使われている楽器にかなわないことも多々あると思います。楽しんでいただけたらと思っています。


このブログを初めて一年半ほどになります。
予想していたよりも多くの方に見ていただいているようです。当初の予定ではこんなに早くこのような試みができるとは思っていませんでした。初めてのことなので手際も悪いかもしれませんがよろしくお願いします。