社会保険労務士 松本事務所
の松本です![]()
今日も松本事務所の書棚に“鎮座”している書籍のなかから1人の人物をピックアップさせていただきます![]()
今回のテーマは、ズバリ![]()
「責任」
大東亜戦争(人によっては太平洋戦争という方もいますね)がもしわが国の勝利で終わっていたら、欧米列強の属国と化しているかのような現在の姿にはならなかった、かも![]()
しかし、戦争に勝っていたら、有頂天になって、今以上に住みにくい国になっていたかもしれません![]()
とにかく、戦争に負けた・・・そして負けたからには、指導者は各々その責任を己の価値観に従いとられたんだと思います![]()
そんな責任の取り方で、これぞリーダー、武士道の現れと思う御方の一人が、大日本帝国元陸軍大将であった今村大将だと思います![]()
理不尽な戦争裁判は、先の戦争を考えるとき、最も重要なテーマです![]()
勝った国が負けた国を裁く、しかも事後の法律を適用して裁くという理不尽![]()
無実の日本人が次々と死刑にされている中、7万の将兵のトップに立つ今村大将は、この理不尽さに抗議し、部下を慰め、激励し、裁判でも堂々と戦い抜きました![]()
いかなる環境の変化があっても、主張にぶれがなく自己を貫きとおしていらっしゃいます![]()
人の上に立つ者はかくあるべき、というまさにキング・オブ・リーダーの生き様がこれでもか、と描かれている書と思います
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陸軍大将今村均―人間愛をもって統率した将軍の生涯 (光人社NF文庫)/秋永 芳郎
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