気が向いた土曜日更新 の

アクセス記録更新中の大反響の実話

「1.小5と余命宣告」の79話目更新を

予定していたのですが

 

今回は、特別編。で

「子育て」についてのテーマで。

 

今は、コロナ休校期ということもあり

多くの保護者たちが、イヤでも子どもに

向き合わないといけない状況になっている。

 

 

私にとって、

大きな気づきの機会となった

5年前のゴールディンウィークに起きた

忘れられない事件?を綴ることにした。

 

 

自戒を込めて...

 

 


 

 

今日のように、ちょっと暑いくらいの

良く晴れたゴールデンウィークのお休み。

 

当時、小1だった長男は友達と一緒に

近所の公園に遊びに行っていた。

 

 

そこに、1本の電話が入った。

 

相手は、

その公園で、たまたま一緒に居合わせた

女の子の母親。

 

 

なにやら、公園でひと騒動?あったらしい?

長男とその友達の悪ガキ2人組にいじめられた?

 

ような?そんな感じ。

 

でも実際、そのお母さんも家に居て

帰宅した子どもの話を聞いただけみたいで

よくわかっていない様子。

 

 

ただ、そのお母さんが、

居ても立っても居られなくなって

わざわざ親しくもない私に電話を掛けるくらい

イヤな思いをしてたんだなと

と察し、即謝罪。

 

 

すると、

 

話は、エスカレートし、

耳を疑うような発言が連発。

 

 

「実は、今まで黙っていたけど、

 保育園の時から、

(長男)にずっーーといじめられてきた。

(長男)のせいで、保育園に行きたくない!

 って言ってた時期もあった。」

 

「今も、学校でイヤなことを言われている」

 

 

 

 

ショックだった。。。

 

とにかく、ショックだった・・・

 

 

 

その言葉から伝わってきたのは、

相当ないじめっ子。なイメージ。

攻撃的で、意地悪で、情緒も不安定?

 

 

私が、見てきた我が子とは

全くの別人イメージだった。

 

 

 

かなりショックだったけど

相手も、我が子が心配なんだよなぁ

と、子を想う相手の母心に寄り添い

話を聞き入れ、ひたすら謝って、

電話を切った。

 

 

その後は、ショック過ぎて

しばらく放心状態だった。

 

 

 

でも、これをどう対処していくかは、

今後のために、ものすごく重要なことだ。

 

 

と、切り替えた。

 

 

 

相手には、その感情に基づいた主観がある。

全てを鵜呑みにしちゃいけない!

 

 

その会話に出た関係者全ての人に

話を聞かせてもらい、

内容を、全てを記録していくことにした。

 

 

 

まず、その当日は、

公園から帰ってきた長男とその友達。

一緒に公園にいて、その様子を見ていた

他のママさんにも、状況を確認した。

 

なんか電話の話と実際は、様子が違う??

 

 

でも、私もまた

我が子かわいさに、

そう捉えたいだけかもしれないしなぁ...。

 

冷静に、情報を集めよう。

 

 

 

すぐにでも、

保育園と学校の先生に

様子を聞かせてもらいたいのに、

ゴールデンウィークでお休みだ。。。

 

 

もうこの年のGWは、暗闇だった。

 

 

一生懸命、気持ちを切り替えようとするも

油断すると、すぐ心が苦しくなる...

 

夜はショックで、寝れない。

 

レジャーに出かけても

その内容が、頭から離れてくれない。

 

 

ただ、ひたすら

自分を責めて泣いていた。

 

 

私、そんないじめっ子を

育てちゃったの??

 

愛が足りなかった?

 

厳しく(冷たく)し過ぎて

その八つ当たりで、

いじめっ子になっちゃったの?

 

そんなこと、今まで気づけないくらい

この子のことを、ちゃんと見ていなかった?

 

って。

 

 

悪い方に、妄想がどんどん膨らんで

味覚すらわからなくなり、食欲も落ちた。

 

 

 

でも、いつまでも落ち込んではいられない。

 

母子の情緒の安定と、人格形成は

子どもたちの一生を左右する

重要な要素だ。

 

 

どんなにショックでも

認めたくない事実があっても

それを受け止めて、

これから、やれることを

やっていくしかないんだ!

 

 

 

と、覚悟を決めて

GW明けてすぐに

保育園と学校に電話をして

事情を説明して、即時間を取ってもらった。

 

 

 

結果、

聞いた内容と、

学校(保育園)での様子は

大きく異なっていた。

 

 

子ども同士が、触れ合う上では

欠かせないよくある日常の1コマであり

そんなに大ごとではない。

 

つまり、気にしなくてもいい。

 

 

先生たちの優しい言葉に、また泣きながら

全身の力が抜けたのを覚えてる。

 

 

念の為、その後2週間近く

子どもたちの様子を追い続けた。

 

子どもたちの中では、すっかり時は流れていて、

気にしていたのは、大人だけ。の様子だった...

 

 

事件は、早々と解決した。

 

 

 

けど、私にとって、

大きな問題が、もう1つあった。

 

たかが1本の電話で

これだけ振り回された自分がいた。

 

という事実。

 

 

私は、これまで

子どもと家庭に真剣に向き合ってきたし

ちゃんとあの子を見てきたから

「うちの子は大丈夫!」って

胸を張って、思えなかったことだ。

 

 

これまでの

自分の子育てを振り返って

見えてきたのは、

 

子どもたちと一緒に居る時間が

イヤだと思っている自分。

 

めんどくさい。と逃げていた自分。

 

仕事に、逃げていた自分

 

 

 

次男(当時2歳)の世話にも

追われていたこともあり

彼のこと

全然、ちゃんと見てなかったなぁ...

 

 

反省ばかりだった。

 

 

 

その電話のおかげで、気づけた。

ありがたい。

 

 

 

すぐに、一変させることはできないけど

少しずつ、少しずつ

我が子を信頼できるような子育てをしよう!

と、意識できるようになった。

 

 

毎年、

ゴールデンウィークになると

必ず思い出す。

 

 

毎年、わが身を振り返ることができる。

 

 

もし、今、

また同じような電話が掛かってきても

もうあんなに振り回されることは、ない。

 

 

 

 

相手のお母さんも、

我が子が愛おしい故の

行動だったのだろう。

 

 

母ちゃん、みんな一生懸命なんだよね。

 

 

世界中のすべての母親たちに、

愛と称賛と労いを!

 

 

 

 

 

Mother's Day は、もうすぐよ?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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