確かに三角形のお掃除ロボット「ルーロ」、これ、なかなかいいかもしれない。
さすが、日本のメーカーである。
技術的にはたぶん、これが正解なんだろうなあ…ということが伝わってくる。
ただこのCM、最後に三角形のタイヤの自転車が登場する。
ん?
ちょっと待てよ、だ。
実は、パナソニックグループには「パナソニック サイクルテック」という会社があり、それはまあ、素晴らしい自転車を次々と製造しているのをご存知だろうか。
創業者の松下幸之助は丁稚生活が長く、自転車を使った行商も多かったようだ。
それだけに同社には自転車に対する強い思いがあるし、パナソニックの自転車事業の根底はそこらへんにある。
従ってこのCMは、「パナソニックから三角形のタイヤの自転車が発売された」という錯覚を生じさせる危険性があるのだ。
いちゃもんのようで申し訳ないが、これは「パナソニックならこれも不可能ではない」という期待から生じる誤解である。
というわけで、この広告表現はちょっと見直すべきだろう。
パナソニックの技術の本源を考えると、これは配慮に欠けると思う。
ロボット掃除機のほうが、自転車より技術的に偉いという価値観はないはずだ。
どうでしょうね?