偶然性のプロデュース | 不況になると口紅が売れる

不況になると口紅が売れる

~遊びゴコロで、世界を救おう!~

 今日は朝から面白くないことばかり続き、半分人間嫌いになりながら職場を出た。


 自販機で、ペットボトルを買う。

 と、その自販機にはルーレットがついていて、数字が揃うともう一本もらえる、というもの。

 こういう自販機があるのは知っていたが、これが当たる確率は、北朝鮮の核ミサイルが目の前に落ちてくるのと同じくらいだろう、と思っていた。

 思っていたのだが、なんと今日に限って「77777」が出て、もう一本当たってしまったのだ。

 なんか、すげー嬉しい気分になる。

 たった150円なんだけど、やけに得した気分である。


 「ラッキークッキー八代亜紀~」

 などと、鼻歌が出る。

 「ラッキーマン」の歌だぞ、どうだ知らないだろう、今の若い奴は?

 ま、大場つぐみの正体は、ラッキーマンの作者(ガモウひろし)であることがほぼ確実らしいので、逆に最近は知ってる人も多いのかな?


 「すべては、偶然に任せよう」というコピーでデビューしたのが、iPodシャッフルである。

 ロシアンルーレット型オレンジジュースを出す店というものもある。5杯1000円のオレンジジュースの、どれかひとつにテキーラが入っているというわけだ。

 「コアラのマーチ」で、眉のあるコアラを見つけるとラッキー、というのもあった。

 そういえば子供の頃、「歌舞伎揚」を食べていて、偶然四角いせんべいを手にしたときは、すごく得したような気になったもんだ。

 日常生活において、軽やかな偶然性、ランダムネス、想定外が嬉しい、ということもある。

 つまらん世の中だからこそ、偶然ラッキーは嬉しさが倍加する。

 ささやかな偶然性を、商品化のテーマにするというのは「あると思います」。


 まあ、ペットボトルを2本持ち歩いて、それはそれで重かったのだけど…。