天童荒太「悼む人」が直木賞を受賞した。
受賞する前から、各方面で評価の高かった作品だが、
ちなみに私はまだ読んでいない。
読んでいないが、この「悼む人」は「逆デスノート」ではないか、
と思うのだが、どうなのだろう?
天童氏の「創作ノート」と、「デスノート」との(ある意味での)類似、
登場人物の中の「幽霊」と、「デスノート」の死神など、
なかなか両者を対比させてみると面白い。
「デスノート」 「悼む人」
■主人公 ライト シズト
■役割 人を殺す 死者を悼む
■こだわり いかに死ぬか いかに生きたか
これをもってパクリがどうのこうのと指摘するつもりはない。
ただ、いずれも人の死というテーマを扱い、
まるで陰と陽、ネガとポジのような関係にある作品が
話題になる時代背景を意識せざるを得ない。
ライトの真の敵は、エルではなくシズトだったってことだな。
天童氏が「デスノート」を意識していたとしたら、それはそれで凄いと思う。
要するに「メガバカ」とは違う、ということだ。