情報の無料化圧力 | 不況になると口紅が売れる

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 コンテンツの有料配信という「夢」は、所詮やはり夢なのであった。

 テキスト、静止画、動画はもちろんのこと、いまやあらゆるソフトウェアまでもが無料化の方向に移行しつつある。ビル・ゲイツの引退は、その象徴だという観方もある。

 ネットが普及したから、プロパティ持ってる側が一般会員を募り、有料コンテンツを配信しようなどという能天気なビジネス絵図を描いていた時代が、もはや懐かしい感じがする。


 今日、あらゆるコンテンツが、情報料以外の収入源を模索しなければならない状況になってきた。

 その収入源とは「広告費」だというのだが、どうも広告費収入を増やせばいいじゃないか、と指摘する人というのは、なぜか広告業界以外の人が多い。つまり、広告を集めるということが、どれだけ面倒で大変で、脆弱な基盤に基づいたことか、実感としてわかっいてない人が「広告付きコンテンツ推進主義」を唱えている気もする。また、広告宣伝とCSR的な協賛活動とを混同している場合もある。

 そういう人たちの「声」ばかりむやみに大きいのだが、対して広告業界側の発言が、どうも切れ味悪いのはなぜか?

 ま、これは、あくまで印象だが。

 

 そもそも「広告」とは何なのか、まで含めた議論も必要だろう。広告という既存の表現形式を指すのか、広告効果を生み出す施策を広告と呼ぶのか、などなど。

 また、紙芝居屋形式など、いくつかのサブシステムも加味したビジネスモデルの検討が必要かもしれない。