歩くのが脳に一番いい、とどの本にも書かれている。
新たな着想が浮かぶのは、たいてい散歩しているときだという作家や学者も多い。そもそも、人間というものは、歩くことによって進化してきた動物である。
ところが、歩いているときに気づいたこと、考え付いたことを記録してくれる適切な媒体がない。
もちろん、テキストや音声による完全な記録でなくてもよく、あとで参照できる程度の「メモ」で十分である。ただし、わざわざ手帳を取り出すとか、携帯で音声ブログに吹き込むとか、そういう面倒な行為が省けるようなものがあるといい。
5×4センチ程度の、タッチペン式のディスプレイがついている万歩計とか…。
うーむ、それでも面倒だな。
指先のブラインドで投入できて、ズボンのポケットに入れておける程度のデジタルメモ機。投入したキーワードは、指定したメールアドレスに自動的に配信しておいてくれるとか。そうなるとやはり、通信が絡む必要があるかなぁ。
シャープさんとか、カシオさんの技術であれば、3日間くらいで試作品がつくれるはず…。とっとと開発してください。でないと、ナイキ+アップルとかで、画期的な新ジャンルが出てきて、市場が席巻されちゃいますよ…。