悪童文庫 | 不況になると口紅が売れる

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~遊びゴコロで、世界を救おう!~

アゴタ・クリストフに「悪童日記」という作品がある。

子供のハードボイルド。

3部作全てを読んだが、あの独特の世界観がたまらなく好きだ。


これで思いついたのが「悪童文庫」という文庫シリーズ。

悪ガキが主人公の小説、大人を裏切る子どもたちの小説群、である。


最近の子どもたちは、「よい子」でありすぎる。

また、少子化の影響もあって、管理されすぎている。

「学校」も「近所」も「塾」も、全ては監視下。

ちょっと遠出しても、携帯電話で居場所がわかってしまう。


子供の心の解放区が、求められているのではないか、と思う。


しかし、悪童文庫を親が買い与えるという構図も…変か?