acer aspire one cloudbook 11

 

 

 

 「ideafactory」のたくpです。

 

 祖母宅でネットサーフィンをするため用のパソコンを購入したのでレビューします。

 

 2015年販売になったacerのacer aspire one cloudbook 11になります。

 

 このcloudbookはGoogleのChrome OS搭載パソコン「Chromebook」に対抗すべく開発された格安Windows PCで、クラウド運用を前提にした設計になっております。

 

 そのため、性能面や素材などコストダウンが徹底されており、必要最小限度の機能しかないパソコンです。

 

 11.6インチワイドなので持ち運びは比較的容易でタブレットの延長として使うのがおすすめです。

 

 ACアダプターが細く、頼りない感じの設計ですが、コストの関係なので、あまり贅沢なことは言えません。

 

 とにかくネットにつながれば十分くらいの代物です。

 

 

 天板です。

 

 ちょっと指紋や汚れが付きやすいのが難点です。

 

 見た目は中華格安パソコンそのもので、高級感はあまりないです。

 

 当時は高くても4万円台、安くて2万円台なので価格相応ではあるかもしれません。

 

 むしろ2万円~4万円台でパソコンが購入できるのはある意味すごいことかもしれません。

 

 耐久性は弱く、使い方次第ではすぐ壊れるかもしれないです。

 

 基本的に自宅でネットサーフィンするなどにとどめておくのが賢明かもしれません。

 

 

 キーボードは不自然な配置になっていますが、思ったほど使い心地は悪くないです。

 

 文字入力は困らないかなと思います。

 

 電源ボタンは独立しており、格安パソコンにありがちなキーボード一体型に比べると押し間違えのリスクは減るのはポイント高いです。

 

 

 

 cloudbookは低価格実現のため、性能をぎりぎりまでそぎ落としています。

 

 そのため、性能はCeleron N3050とかなり抑えられており、ヘビーな用途には弱いです。

 

 Celeron N3050は2コア2スレッドと性能面では控え目で、処理速度も最低性能のIntel Atomとあまり変わりないです。

 

 さらにcloudbookではメモリが2GBしかないうえ、内蔵ディスクemmc32GBと本当に必要最小限度のスペックでWindows10を動かしています。

 

 不要なアプリのアンインストールや定期的なディスククリーンアップが必要ですが、意外にもサクサク動き、とても評判の悪い

Celeron N3050とは思えないくらいには働いてくれます。

 

 残念ながらマルチタスクをガンガンするユーザーにはあまり向かず、本当に気持ちネットが見られればいいやという方じゃなければストレスが溜まるかもしれません。

 

 こんな低スペックでありながらも比較的最新のWindows10 21H2は何とか動かしてはいられます。

 

 しかしディスクの容量が不足しがちなので、データはみんなクラウドに逃がすという、本来のこのパソコンの運用思想通りに使用するのが賢明です。

 

 「Chromebook」の登場で、今では類似の機種が市場に出回らないcloudbookでしたが、クラウド運用がベースのパソコンを世に送り出した功績は大きいでしょう。

 

 寿命まで使い倒せれば、使い倒したいです。