差別化より、付加価値化。 | 産廃診断書専門の中小企業診断士

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ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

 

先日、「このオムライスに、付加価値をつけてください」柿内尚史著(ポプラ社)を読んだ。この本自体に新しい発見は無かったが、“付加価値”というキーワードには合点がいった。

 

他社との差別化を意識して、自社の製品開発、サービス開発している企業は多い。でも、いくら差別できても消費者にとって意味のない差別化こそ、意味がない。

 

差別化ではなく付加価値化にすれば、顧客にとってのベネフィット(喜ばれること)を製品やサービスに付加するという、わかりやすいコンセプトとなる。

 

ターゲットを絞って付加価値を考えるか、付加価値をつくってターゲットを絞るか。この2種類の手法がある。

 

あとは、その付加価値を求める顧客がどれだけいるかが、マーケットサイズとなり、その売れ行きを決めることになる。

 

 

 

写真は、本文とは関係ありませんが、愛車のHONDAインサイト