先日、「このオムライスに、付加価値をつけてください」柿内尚史著(ポプラ社)を読んだ。この本自体に新しい発見は無かったが、“付加価値”というキーワードには合点がいった。
他社との差別化を意識して、自社の製品開発、サービス開発している企業は多い。でも、いくら差別できても消費者にとって意味のない差別化こそ、意味がない。
差別化ではなく付加価値化にすれば、顧客にとってのベネフィット(喜ばれること)を製品やサービスに付加するという、わかりやすいコンセプトとなる。
ターゲットを絞って付加価値を考えるか、付加価値をつくってターゲットを絞るか。この2種類の手法がある。
あとは、その付加価値を求める顧客がどれだけいるかが、マーケットサイズとなり、その売れ行きを決めることになる。
写真は、本文とは関係ありませんが、愛車のHONDAインサイト

