「このオムライスに付加価値をつけてください」(ポプラ社)という書籍を読んでいるが、スーパーのレジの話が出てくる。
スーパーには人気のレジがあるという。
私はすぐに、打つのが早いレジが人気だろうと直感した。待ち時間が少なくてすむからだ。
実際に よく行くスーパーに、レジ打ち早い人が早い人がいて、もう顔も覚えている。人が並んでいないレジは別だが、どのレジも列になっているなら、私は、その人がいるレジの列に着く。
ところがこの本では、レジ会計がスピーディーなのは既存価値(当たり前)で、付加価値にはならないとある。
この場合の付加価値は、「声が明るい」、「笑顔がいい」、「気の利いた一言がある」などであり、それが人気のゆえんだと説いている。
しかし、レジを見ていると、新人、ベテラン、様ざまいて、当然、レジ打ちのスピードも違う。レジ会計がスピーディー=既存価値に?が付く。
私にとって、レジ店員とのムダな話は不要で、とっとと会計をすませたいから、この本に示された付加価値は、不要価値になる。
同感だという人もいるだろう。その数がニーズであり、マーケットサイズとなる。
本文とは関係ありませんが、CDの方が多い、家の本棚。
