レジ打ちの付加価値とは? | 産廃診断書専門の中小企業診断士

産廃診断書専門の中小企業診断士

ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

「このオムライスに付加価値をつけてください」(ポプラ社)という書籍を読んでいるが、スーパーのレジの話が出てくる。

 

スーパーには人気のレジがあるという。

 

私はすぐに、打つのが早いレジが人気だろうと直感した。待ち時間が少なくてすむからだ。

 

実際に よく行くスーパーに、レジ打ち早い人が早い人がいて、もう顔も覚えている。人が並んでいないレジは別だが、どのレジも列になっているなら、私は、その人がいるレジの列に着く。

 

ところがこの本では、レジ会計がスピーディーなのは既存価値(当たり前)で、付加価値にはならないとある。

 

この場合の付加価値は、「声が明るい」、「笑顔がいい」、「気の利いた一言がある」などであり、それが人気のゆえんだと説いている。

 

しかし、レジを見ていると、新人、ベテラン、様ざまいて、当然、レジ打ちのスピードも違う。レジ会計がスピーディー=既存価値に?が付く。

 

私にとって、レジ店員とのムダな話は不要で、とっとと会計をすませたいから、この本に示された付加価値は、不要価値になる。

 

同感だという人もいるだろう。その数がニーズであり、マーケットサイズとなる。

 

 

本文とは関係ありませんが、CDの方が多い、家の本棚。