ネーミングに必要なのは、わかりやすさか? インパクトか? | コピーライター 兼 中小企業診断士の日常旅

コピーライター 兼 中小企業診断士の日常旅

ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

わかりやすい(意味が伝わる)ネーミング、インパクトのあるネーミング。二つとも、良いネーミングの条件であるが、どちらかを選ぶのであれば、どれを採る?

 

テロワールみかん。少し前に私が作ったネーミングだ。当初、テロワールの意味が消費者に伝わらないと考え、別案を薦めたのだが、農家の方からこれにしたいと要望があった。

 

テロワールとはワインに使われる言葉で、その土地の風土に根差した美味しさ、という意味がある。

 

オヤ?と思えば、今は誰でもスマホで言葉の検索ができる時代。しかも、わずか数十秒で。さらに調べるという行為が加わることで、その意味を記憶に定着させることも期待できる。

 

以来、私はインパクトの方を選ぶようになった。

 


 この時期でも、スーパーの売り場にはみかんが並ぶ。