ブランドネームと地球温暖化 | 産廃診断書専門の中小企業診断士

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ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

日経MJで目にした「八戸前沖サバ」のブランドネーム変更の記事。

 

改定後は「八戸サバ」にするとのこと。背景にあるのは漁獲高の減少で名乗れるサバが少なくなったのでは…と勘繰りました。数が少なければ直売りだけでなく、その加工業者や飲食店にも影響が出るからです。

 

大間のマグロも、22年に、その定義を「大間沖で獲れたもの」から、「大間の港に水揚げされたもの」に拡大解釈しました。

 

地域を絞れば限定感(希少性)が出てくる。反面、供給量が限れられてくる。

需要と供給のバランスを見て、最適解をさぐる必要がありますね。

 

でも、前提となるのは、ブランド認定されるものに味に違いが無いこと。

 

これは消費者との約束の証であるブランドネームの最低限の基準ですね。

 

地球温暖化の影響がブランドネームにも出ているのかも知れません。