短歌と俳句 | 産廃診断書専門の中小企業診断士

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ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

先日、運転中に聴いたラジオの文芸選評。俳句の特集だったが、短歌より大きななことが言えることを知った。大きなが適切なのか、多様なが近いのか、わからないが、その一句が「祖母と来て、祖母を見ている、菊花展」。どうして祖母を見ているのか、説明が無い。だから、人によって多様な解釈ができる。言わないことが魅力なのだ。


短歌は俳句より14文字多いため、いっぱい言えてずるい、と思っていたが、その分、意味が限定されるため、俳句のような含みが無いともいえる。ただ言い切ることでの感情への揺さぶりはある。SNSで短歌がブームなのは、その共感にあるのだろう。


これが、雄弁が銀、沈黙は金、にもつながるかどうかわからないが、はたして広告のキャッチフレーズもしかりか。これまで、そんなことは意識せずに作ってきたのだが

 

句になる、夕焼け。