呉服町の伊勢丹前にあるサウンドギャラリーすみやりぶるがビルの再開発に伴い移転することになった。そこで今、在庫一掃処分をしているが、10年近く前の富士通テンのスピーカーECLIPSE(イクリプス)のTD510の中古品を見つけてきた。タダ同然だったが、磨いたらそれなりにきれいになった。でも置く場所がないので床にじかにおき、6角レンチでナットを緩め、頭の角度を上げてみた。
通常のスピーカーは音を鳴らす時、盤に刻まれている音の波形に乱れが生じてしまうが、このスピーカーはその正確性を期したもの。つまり、高音、中音、低音の到達時間の差を無くそうとして、こんなユニークな形になったのだ。でも、聴き比べてみるとその違いはあきらかで、音がはっきりとこちらに向かってくるのがわかる。ライブ盤などは眼を閉じると、ボーカルやギター、ドラムの立ち位置が感じられる。
ただ床置きのトールサイズのスピーカーを使っていると低音不足に不満を感じることだろう。一方で通常の箱型スピーカーは値段により音の質に差が出るが、基本的な鳴り方は、これを聴いていると同じなのがわかる。つまり方式(コンセプト)が違うのだ。
どちらが高いか安いかではなく、明確に違う。というその一点こそ、魅力的なのだ。
小生はぼやけていない、はっきりとした音が好きなのでこいつは掘り出し物だったなとにやけています。
それにしても卵みたいな形だなあ。一ケ8.5kg

