これは3月9日の朝日新聞の朝刊に掲載されたメナードの企業広告です。
ちょっとコピーを紹介しますと・・・
その肌は、生き方さえ変えるかもしれない。
100年前、こんな60代を誰が想像できたでしょうか。
2014年、大人の女性は驚くほどアクティブに、軽やかに、そして美しくなっています。
年齢を重ねてもなお、人生を生き生きと楽しむ女性を美しい肌で応援したい。
長年の研究の末、メナードがたどりついたのは幹細胞でした。
幹細胞は肌の生まれ変わりの核を担う、
あらゆる細胞の起源。
「美しい肌を保つ」という従来の概念から、
「美しい肌を生み出す」という新しい挑戦へ。
もう、未来は始まっています。
年齢にとらわれるいことなく、全ての女性が美しく生きていくために。
私たち1人ひとりの肌と心に寄りそっていきます。
美しさにまごころこめて
MENARD
私はこれを読んで、紙面の中に商品を探してしまいました。ここで言っている幹細胞に働きかける化粧品とはどれだろう?
でも、惜しいことに商品は載っていませんでした。
この広告は企業のイメージ広告だと言ってしまえばそれまでですが、消費者の心理はそう働くはず。
幹細胞に働きかける商品はまだ開発中なのかもしれませんが、現在の商品群を載せて悪いということはありません。
載せれば、必ず商品の売り上げは伸びたはず。まったくもったいないことです。
消費者は企業の自慢など聞きたくないし、また、紙面がきれいだとかは関係ないのです。ただ、興味があるのはそれが自分にとってどういいのか?