起業の仕方 その一 | 産廃診断書専門の中小企業診断士

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ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

起業の仕方 その一

 

~自分の価値観や強みをみつける~

 


起業する場合、大多数はこれまでの職歴を力に事業を組み立てます。また、士のつく国家資格をとっていわゆる士業ビジネスする人もいます。もちろん、そこには自分の価値観が投影されていたり、強みが活かされていると思いますが、お勧めするのは、もっともっと時間をさかのぼって自分を見つめ直す時間をつくってみること。


自分史というのでしょうか、自分の年表を作ってみる。エクセルの縦軸に年号と年齢を書き、横軸に出来事を箇条書きにしていきます。生まれた時から現在まで書きますので、出来事欄には当然、仕事のみならず、学校のこと、してきた勉強、趣味や興味を持ったこと、友人、知人のことも書き込みます。就職してからはどんな仕事をしてきたか、どんなお客さんを相手にしてきたか、どんな資格をとったかなど、学校、仕事、プライベートなど、横軸にそれぞれ項目を作ります。

 

過去から思い出すのは大変ですから、直近から時間を逆戻りして書いていきます。この自分史には、職歴だけではわからない強みがたくさん潜んでいます。とくに趣味や学んできた学問あたりに面白い切り口が潜んでいます。また、仕事についても在籍中の職種よりもどんなお客さんを相手にしてきたか、そのリストをつくることも有益で、それぞれのお客さんに与えてきた価値の存在に気づきます。

 

これらのことは同じビジネスで起業する人との大きな“違い”になります。私もコピーライターをやっていた時に百貨店のチラシを長い間、作らされ、その時はもうやめたいと思いましたが、今思えば、当時、食品から女性のファッションブランドまで、様々な商品を見てきたことが大きな力になっています。また中小企業診断士の資格をとった時も、同業と比べて弱かった企業診断や経営計画書づくりのミゾを埋めていこうとしましたが、それをやったところで他の診断士と同じになるだけだと気づきました。

 

弱いところを埋めて標準化するのではなく、強いところを伸ばして突出化しようというわけです。私の場合、コピーライターをやっていましたから、違いはクリエーティブな部分です。左脳はほどほどに右脳で勝負しようというわけです。普段、私の言動が診断士らしからぬのはそのせいです。

 

だから、「~で起業」するのなら、「~らしからぬ人」になりましょう。その時点で、もう、差別化できています。

 

自分年表、ぜひ、書いてみてください。