エルメスやルイヴィトンなどの服飾品ブランド。今どき、モノを入れて持ち運ぶ目的のためだけにバッグを買う人はいません。それだけなら、何も値の張るエルメスやルイヴィトンにしなくても、100円ショップ当たりで売っているもので充分。その方が、安くて、軽くて、モノもいっぱい入ります。
でも、エルメスやイヴィトンを持つ女性たちは、それらのブランドが好きなのです。いろんな情報に接して、それらのブランドのもつ世界観に自己を投影してしまったのでしょう。もちろん、ある程度、お金に余裕がなければ買えませんが・・・。
そして、ここが一番大事なんですが、自分だけではなく、まわりの人も、できるだけ、多くの知人や見知らぬ街ゆく人が、それらのブランドの価値を理解し、羨望のまなざしを向けてくれなくてはいけません。私は、ここにブランドの本質があると思います。
他人がブランドの価値を認めていなければ、そのブランドを身につける“意味”がい。そう、ブランドとはモノではなく、そんな意味を消費しているのですね。
LOUIS VUITTON、それは旅のこころ。
(写真は同社HPより)
