湧き出でる力
僕の知り合いにガンと長く付き合っている女性経営者がいる。
3年前に初めてお会いしたとき、僕の父もガンで闘病中だったので、いろんなアドバイスをいただき、とても勇気付けられた。
また、創業は15年前、北海道出身、大学と共通のことも多く、生きてきた時代や土地ネタでも話が合った。
しかし、ガン・・・なのである。
逆に自分はバカがつくほど健康だ。
この違いはかなり大きい。
しかし、今日久々にお会いし、ますます精力的に事業にまい進している姿を見ると、相変わらずガン患者とは思えない。どこからそんなパワーがみなぎってくるのだろうか?
ガン治療と言えば、抗がん剤を飲んで副作用で髪の毛が抜けて、想像を絶する痛みを伴っての治療をイメージする。事実僕の父も目の当たりにしたので、本当に辛いと思う。
ただ、この社長は代替治療というところに目をつけ、リラックス効果をもたらし体の免疫力を高め快適に治してゆこうと考えてきたのだ。
大事なことは
「人間や動物には、そもそも自然治癒力があり、自分の体を信じてあげること。」
だそうだ。
共通の悩みを持っている多くの人たちを救ってゆきたい・・・それがビジネスの原動力にもなっているし、それが結果、自分のガンの治療にもつながっているのだ。
高貴な精神でビジネスをすることがいかに重要かというのを身につまされる。
しかし、彼女の言動からは不幸だとかネガティブなことは微塵も感じられない。
本当に強い女性だ。
命の大切さ
最近電車の飛び込み自殺が多い。
年末になるとどうしても多くなる。
不況の影響もあるのかもしれない。
自殺者数を調べてみると1998年から3万人を切ったことがないらしい。
ただ、時に思う。
なぜ人間は、自殺をするのだろうか?
動物は大切な家族を守るために自分を犠牲にすることはあるが、
人間は、自分のために自殺をする人が多い。
そして、こういう判断をするのは、動物の中では唯一なのだ。
どんな人にも、自分よりも、または自分と同じくらい大切な人ってたくさんいるはず。
産んでくれた両親を筆頭に、兄弟、姉妹、子供、友人、親族、同僚、取引先・・・
その大切な人たちに、どれだけ悲しい想いをさせるのかわかっているのだろうか。
人間に限らず動物は進化するものである。
動物は生きるために進化しているのだ。
しかし、これは進化ではなくあきらかに退化していることだと僕は思う。
「人生、山あり谷あり」だから面白いのだ。
どんな辛いことがあろうとそこで「自分に」負けてはならない!
こんな不況だけど、乗り越えてみると本当にその時代を過ごせて良かったと思うし、
いっそのこと、こんなドラスティックな時代を生きられてラッキーと思ったほうがいいのかもしれないよ!
死んだらゼッタイ幸せになれないよ!
って誰に言ってるのかわからないブログになってしまった・・・

