
『メキシコ麻薬戦争 8 マーダーズ・ア・デイ』もカナザワ映画祭での上映が日本初公開となります!
世界の情勢は知っているようで知りません

メキシコのフアレスもそう。
フアレス市は、メキシコ大統領カルデロンの麻薬撲滅宣言から2大カルテルの「メキシコ麻薬戦争」が起こり、平均一日に8件の殺人事件が起こる最悪の治安の街

その街で起こっている事実を描いたドキュメンタリー作品です

でも観るにつれて感じるのは、麻薬を取り仕切るギャングが全ての原因とは単純には言い難い事実。
治安が悪化した最悪の街は、いかにしてそうなってしまったのか…
実は根が深く、メキシコだけの努力じゃ解決しない。
そして悪化した原因が、ごく一部の人間が利益を得るためにしたことで、その代償は多くの貧しい人々の軽く扱われる命。
教育もまともに受けられず、就職もできない。
雇用がなければ、生活が出来ない。
気がつくと犯罪や売春をしないと生きて行けない現実にぶつかる。
彼らには選択の余地がない。
フアレスに希望はあるのか…
日常生活に政治は関係ないと思っている日本人は多いけど、この映画を見ていると、貧困の原因は政治にあり、日常生活と密接に繋がっている。
フアレス…メキシコ全体かもしれないが、政治への無関心、もしくはアメリカを信じすぎたところに自立する力を失い、転落の一途をたどる事になる。
これは決して遠い国の話ではなく、近い将来そうなる可能性は日本もある。
真実を見る力をつけてくれる作品です

9/18(日)金沢21世紀美術館 18:20~
9/19(月)シネモンド 18:00~
この機会に是非、ご覧ください!
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