
30歳の年の差がある恋愛を描いた作品。
ペネロペ・クルスが魅力的

劇中、恋人の老教授が彼女の美しさを『芸術』だと言うのだけど、本当にピッタリ

清楚な空気感を持ち、身近なようで、手を伸ばすとスッと遠ざかるような、そんな雰囲気を醸し出しています。
だからこそ、老教授は本気で彼女を愛し始めた時、これまで自由恋愛を謳歌していた自分からは想像できないくらい、いろんな事に悩み、素直になれなくなる。
もどかしいんだけど、年の差、よかれと思って思いやる事が足を引っ張り、すれ違いを生んでしまう。
でも、ある事をきっかけにお互い素直になり、求め合う。
大切な事は、本当にシンプルなのかもしれない。
この作品で老教授の親友役、デニス・ホッパーもすっごく良かったです。