相変わらず、観る者の心をえぐります

100年に一度の大不況といわれる現在、イギリスの移民が日雇い労働をしながら何とかより良い生活をしたいともがく姿が、心をえぐります。
主人公は移民に仕事を斡旋する会社を経営しているシングルマザー

彼女も良い生活を送ろうと必死にお金儲けに奔走するんです。
はじめは母として、イラン人の移民家族の酷い生活を目の当たりにし、なんとか助けなければ

ほどほどの欲は良いけれど、度が過ぎると全てが転げ落ちてしまう

本人は気づいてないけど、緩やかに、そして徐々に加速していく。
どこか遠い国の出来事ではないと感じられる、今の日本の荒み方。
悲しいですね。
…でも、不況なんて
