しかも日本からは伊勢谷友介、木村佳乃も出ていますからね～。
感想は…極限状態になると暴力が横行し無秩序状態でエゴと欲が剥き出し、心の余裕がなくなり、人を思いやる心と人間としての尊厳を失う悲しさが、胸を締め付けます。
ある日突然、原因不明の感染で失明すると、生活そのものが破綻し、日常の食べる事、排泄する事、衛生的にする事の基本ができないと、ここまで狂うのかと驚愕します。
ホテルのバーテンダーをしていたガエル君は、失明して隔離病棟にきた時、銃を持っているだけで食料を独り占めし、同じ隔離病棟にいる他の人々から搾取し、卑劣な要求をする。
いや～、ホント最低な男です
前、タイトル忘れたけどある映画で、心理実験を描いた作品を思い出しました。
アルバイトで参加した数十名が囚人役と看守役に分かれて過ごす事になります。
何日かはお互い理性を持っているし、本当の悪人ではないから虐待等はしないのですが、それが徐々に与えられた役割に人格が変わって行くんです。
平気で囚人役を虐待し、人間扱いしない看守役。
傷みから逃れる為、人間的思考をストップさせる囚人役。
本当に恐ろしく、気持ち悪くなった感覚を、今でも憶えています
その映画に近い感覚を思い出しました。