「最初の1カ月間は、土日曜日も外出禁止で、みっちり鍛えます」、新採用警察官が学ぶ石川県警察学校を、地元団体の皆様と視察する機会があった。

 

「1カ月間を過ぎると、体つきが変わり表情も引き締まります」と、案内をしてもらった同校ご卒業生でもある現役警察官の言葉。この学校で、大学卒業者は6カ月間、短大・高校卒業者は10カ月間学んだ後に、交番勤務となり現場実習を重ねていくとのこと。

 

事件の多様化、事故の増幅、県内で言えば観光客や訪日外国人の増加など、警察を取り巻く環境は多岐に渡り、警察官が求められる役割や素養も増大している。

 

講堂に掲げてある「初心不可忘」...この学校で学ぶことの重さが伝わってくる。