能美市商工会合併 10周年記念式典、並びに物産展が開催された。

 

商工会の主目的は、地域産業発展や地元企業支援であり、併せて青年部や女性部などが中心となり、イベント開催や買い物弱者支援など、数々のまちづくりや社会貢献事業も行っており、地域振興の重要な役割を担っている。

 

式典の祝辞で、これまでの取り組みに感謝と敬意を申し上げ、「2023年」をキーワードに2つの提案を申し上げた。

 

一つは、北陸新幹線敦賀開業となり新幹線小松駅、加賀温泉駅が開業する、このビッグチャンスを活かした取り組み。

二つ目は、加賀国に「能美郡」が誕生したのが823年とされ、2023年は1200年めを迎える周年となり、南加賀地区全域での周年事業・イベント開催である。

 

その後、テープカットして開幕した物産展では、地元企業のブースを見聞しながら特長や取り組みを伺い、技術力の高さに納得!!

 

そして、夕刻から「コマツのモノづくり」と題し、㈱小松製作所 野路 國夫会長の記念講演が開催された。

 

冒頭、コマツは何と言っても「品質第一」である! とのメッセージから始まり約1時間。

 

経営方針のキーワードとして、
・自前主義を止めて、既製服に合わせること
・開発と生産が同一場所
・イコールパートナー意識
・一度進出した国からは撤退しない...etc

 

経営者としてのキーワードには、
・決してリスクの処理を先送りしない
・全ステークホルダーとのコミュニケーション率先垂範...etc

 

会社経営だけではなく、行政運営に於いても参考となるキーワードが盛りだくさん!!

 

能美市商工会の益々のご発展を念じております!!