先日は金沢21世紀美術館で開催されていた「日本現代工芸美術展」、昨日は県立伝統産業工芸館での「九谷焼になったウルトラマン」を観る機会を得た。


展覧会のコンセプトは違えど、夫々の作品に共通するのは、培われた伝統と技能である。同じ技法でも、施すアイテム(=例えば、生地)が違うと、魅力や価値観も変わる。陶磁器の場合は、原材料の特性から発生する歪み・ピンホール・黒点は欠点となり、それらを極力無くした真っ白い生地だけの作品にも、技が見てとれる。


伝統工芸館には、九谷焼をはじめとする36種類の伝統工芸の技法を展示・解説してあり、これらの知識を基に作品を見ると、価値観が一層違ってみえてくる。


「現美展」の石川県展は閉会してしまったが、神奈川・佐賀・山梨で順次開催され、「ウルトラマン」は7月17日まで開催されており、今度の土日曜は絵付け体験もある。


難しい話は抜きにして、ウルトラマン!なかなかgoodです!!


ウルトラマン展やってます♪1

ウルトラマン展やってます♪2

ウルトラマン展やってます♪3

ウルトラマン展やってます♪5

ウルトラマン展やってます♪4