「JR函館線でトンネル火災」との新聞記事を見つけ、一週間前だったら...と、頭を過った。


昨日早朝にJR函館線の伊納-近文間の嵐山トンネル内で火災が発生し、スーパーカムイなど全ての特急も運休、現在も復旧の目処が立っていないとの報道である。先週であったら、札幌市で足止めをくらい、旭川市にある旭山動物園には行けなかったかもしれないのである。


ここ数年、JR北海道では事故が続き、不採算路線が多く経営状況も厳しいと聞く。2016年3月26日に開業を迎える期待の北海道新幹線も、東京-新函館北斗間の所要時間が最速で4時間の壁を越えられず、また運行本数も東京とは10往復、新青森・盛岡・仙台との間に各1往復と、新函館北斗駅の1日の発着本数は13往復に留まるなど、厳しい出だしを迎える。


広大な北海道にとり、生活・観光・仕事など夫々の分野での鉄道の役割は大きいと思う。鉄道会社の使命は安全・安心が最優先であり、鉄道ファンにとっても一日も早い復旧と改善を祈るばかりである。



JR函館線トンネル火災1

JR函館線トンネル火災2

JR函館線トンネル火災3